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5月27日(水) 旧暦4月11日
岩手県一関市にある有名ジャズ喫茶「ベイシー」。 先日の平泉旅行で友人たちと立ち寄ったところである。 オーナーは菅原正二さんと言ってジャスの世界では知る人ぞ知るという人であるらしい。 どういう方でどれほどのこだわりのある方か興味ある方はこちら→ジャズ喫茶「ベイシー」。 店内である。 スピーカーからクリア-ないい音が流れ部屋中を支配している。 実はわたしはあまりというかほとんどジャズは聴かない。 ジャズが好きってなんだか大人の感じがしてあこがれるんだけど、森進一の演歌を聴くほどにジャズは聴かないのだ。 ジャズだったらロックの方が好きだ。 そんな冷やかしで寄ってはいけないようなジャズ喫茶「ベイシー」であったけれど、店の雰囲気と音は素晴らしかった。 70年代のアングラ的な時代の匂いがしてどこかたまならく懐かしかった。 わたしはそのレコード針が奏でる素晴らしい音に支配されながら久しぶりにジン・トニックを飲んだのだった。 ただ、ジャズを聴かないといっても記憶の底に残っているジャズの響きがある。 たとえば、ルイ・マル監督の映画「死刑台のエレベータ-」である。 ジャンヌ・モローも素晴らしかったが、なんと言ってもあのマイルス・デイビスのトランペットが最高だった。 はらわたに染み入るような音だ。 完全犯罪を企んでエレベータに閉じ込められた男、夜の町を男をさがしてさまよう女、すれ違う男女の焦る思いとその錯綜をトランペットの響きが拍車をかける。 そのマイルスを聴きたかったらこちら→「死刑台のエレベーター」 余談ついでに、この「死刑台のエレベータ-」、ルイ・マルがなんと25歳の時につくったというからこれも驚きである。 フランス映画では、若い監督が成熟した映画をつくり、エリック・ロメールのように年老いても若々しい映画をつくる、そこが愛に精通しているフランスらしいとつくづくと思う。 今日はいろんなお客さまがいれかわり立ち替わりして忙しい一日となった。 ということからこの編集日記をはじめるつもりであったが、話はおおきくそれてしまった。 お許しを。
by fragie777
| 2015-05-27 20:18
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