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12月22日(月) 冬至
![]() 盛りを過ぎ、すでに色がうしなわれつつある。 今日は冬至である。 家にかえるまで覚えていたら柚子湯にしよう。 冷蔵庫につかいそこねていた柚子があるのでちょうどいいからそれを使ってしまおう。 覚えていたらである。 俳人の小川軽舟さんは、ご結婚されてから「菖蒲湯」と「柚子湯」はかかしたことがないという。 今日の「俳句日記」にそう書かれている。 軽舟夫人の心配りによるものなんだろうなあ。 すてきなご家庭だ。 そういう暮らしはきっと自分の家の落葉をほっといて、ご近所の人に掃いてもらうなんてことはないんだろうなあ。 しかも、長い間掃いてもらっていたことさえも気づかないなんて。 なんというガサツさ。 もちろんyamaokaのことよ。 いまにはじまったことじゃないけど、 困ったもんである。 ガサツさを脱却するために、そしてもう少し落ち着いた暮らしをする人間になるために、 まずはやっぱり今日は断固として柚子湯に入ろう。 ヨシッ、決めた!! 柚子湯から上がったyamaokaはみちがえるほどしっとりとした潤いのある女になっているはず。 まあ、見てなさいよ!! 今日の毎日新聞の櫂未知子さんによる「2014年回顧・俳句」は、三冊の句集と、一人の若い俳人をとりあげている。タイトルは「新たなる力を得る時」。 三冊の句集とは、高野ムツオ句集『萬の羽』(KADOKAWA刊)と深見けん二句集『菫濃く』(ふらんす堂刊)と岸本尚毅句集『小』(KADOKAWA刊)、若い俳人とは石田波郷新人賞を受賞した綱倉朔太郎さん。綱倉さんについては、 まだ水に馴染まぬ金魚放ちけり 綱倉朔太郎 高校在学中の句であることに驚かされる。十七音という寡黙な詩型と若い世代がどう折り合ってゆくのか、その答えは、もう少し先に待っていることだろう。 句集『萬の羽』については、 被災地にいる俳人が被災地の句を詠んだ、それが評価されたわけではない。力のある作家がそれまで経験したことのない事態に出合った時、詩はあらたなる力を得ることを、われわれは改めて知った。 句集『小』については、 制約の多そうな有季定型俳句の中で、これだけ自由に遊べるのかという驚きを、われわれにもたらしてくれた。 そして句集『菫濃く』については、 写生を徹底した人生の中でたどり着いた境地も素晴らしい。大正十二年生まれのけん二は、俳壇でも最長老といえる年齢である。しかし、高齢にかかわらず、みずみずしく新しい世界を見せてくれたことは、多くの俳句愛好者を力づけたことだろう。 車にも仰臥という死春の月 高野ムツオ 人生の輝いてゐる夏帽子 深見けん二 夏楽し蟻の頭を蟻が噛み 岸本尚毅 今日が冬至ということは、 明日からすこしずつ日がながくなるということ。 そう考えると嬉しいかな。 すでに身体は春へと向かっているのかもしれない。 まずは、柚子湯だ。 じゃ。
by fragie777
| 2014-12-22 19:31
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