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12月3日(水)
奈良の旅は、奈良在住の詩人浅井眞人さんのご案内で室生寺と長谷寺へ初めて行った。 室生寺同様こちらも山寺である。 空気が澄んで山気がみなぎっていた。 「清水の舞台から飛び降りるっていう謂いがありますよね、この辺の人たちは長谷の舞台から飛び降りるっていうんです」と浅井さん。 古事記や万葉集が生まれたところである。 そう思うと悠久の時間がわたしの身体になだれ込んでくるようだ。 浅井眞人(左)さんと手塚敦史さん。 あの『仁王と月』の月だ。 そろそろ仁王たちが暗躍する時間だ。 今日は午前中にお客さまがひとりいらっしゃった。 小林すみれさん。 第一句集をまとめるべくそのご相談に見えられたのだった。 小林すみれさんは、俳誌「椋」(石田郷子代表)に所属、すでに俳句を始められて10年になる。 10年間の作品をまとめるべく、句集を上梓することを決意された。 あたらしいシリーズ「赤のシリーズ」にお誘いしてご参加くださることになった。 「石田郷子先生の俳句に出会って、シンプルでありながらその奥深さに驚き、俳句をやってみようと思いました。」ということ。 「俳句に出会って、あらゆることが変わりました」という小林すみれさん。 そのお話を伺っていると、こころから俳句に魅了されているということがよく伝わってくる。 すみれというお名前にふさわしいスミレ色のシューズを履いてご来社くださったのであるが、その写真をわたしは撮り損ねてしまった。(とても素敵な靴でした) 12月12日は、俳人桂信子の忌日である。 亡くなられて10年になる。 『桂信子文集』は好評のうちに品切れとなってしまい、今電子書籍版を用意しているところである。 『桂信子全句集』はまだ在庫があるので、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思い、この12月中限定で8000円(税込)で販売することになった。 ただし、オンラインショップと電話、FAXによる個人注文にかぎります。 (書店注文は対応できません) お買い得価格ですので、この機会に欲しい方はお求めください。 定価=12343円→8000円(税込)となります。(12月限定 オンラインショップ、電話FAXにての注文にかぎる) 編者の宇多喜代子氏が「これが一番桂信子らしい」って選ばれた口絵写真。 「買って勉強しなさい!」って桂先生はおっしゃっています。
by fragie777
| 2014-12-03 18:59
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