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11月30日(日)
今戻りました。 奈良へ行ってブツを見てきました。 ブツとは仏像のこと。 わかってたでしょ。 「一度是非に室生寺にいらっしゃいませんか。紅葉のころにはいいですよ」と、詩人の浅井眞人さんが熱心にさそってくださった。 浅井さんは、今年、ふらんす堂より詩集『仁王と月』を上梓された奈良在住の詩人である。 奈良は好きでもう何度も行っているが、まだたずねていないお寺もいくつかある。 そのなかに室生寺や長谷寺があった。 それならばと、京都にいる詩人の手塚敦史さんを誘って仏像大好きなPさんとともに伺うことにしたのである。 手塚敦史さんも今年ふらんす堂より詩集『『おやすみの前の、詩篇』を上梓されている。浅井さんの詩集の刊行にあたってはいろいろとアドバイスをもらったので、是非一度この機会にお二人をお引き合わせしたいと思ったのである。 浅井眞人さんは、大和八木の駅まで車で迎えてくださりご自身の運転でわたしたちを室生寺、長谷寺と案内してくださった。 冬紅葉がそれは美しくすばらしい奈良の旅のはじまりとなった。 この日は奈良の山々には、霧ががかかっていて峠をドライブしていくと霧の風景が展開していた。 今日はまず女人高野 室生寺を紹介したい。 室生山の山麓から中腹にかけて境内がある。 先に見えるのが金堂。 ここには十二神将をはじめ魅力的な仏像が立ち並んでいる。 とりわけここの十二神将は新薬師寺のそれにくらべて大きさは小ぶりだが、活き活きとした動きが魅力的だ。 この五重塔は日本で一番小さいのとのこと。 山寺であるのでなにしろたくさんの石段を登ったのである。 あとで写真を見せてもらったが面白い写真がたくさんあり、さすがかつて美大生だっただけあってセンスのよさが光る写真ばかりだった。 浅井眞人さんは奈良のことに限らずいろいろと詳しく、その知識の厚さにわたしたちは驚くばかりであった。 長谷寺についてはまたあらためて紹介したい。 今日はPさんとふたりで白毫寺に行った。 新薬師寺はなんどもたずねているがその先の白毫寺はいまだ行ったことがなかったのだった。 念願の白毫寺に行き、ゆっくりとした時間を過ごした。 それもまた改めて紹介したい。 明日は第32回現代詩花椿賞の授賞式がある。 今年は石牟礼道子さんが受賞された。 この授賞式できっと浅井眞人さんにお目にかかることになるだろう。 すっかり遅くなってしまった。 それでは おやすみなさいませ。
by fragie777
| 2014-11-30 23:21
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