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11月22日(土)
まえに来たときは旅館を営んでいた。 豪邸である。 この後、太宰治が幼少のころ見たという地獄図を雲祥寺という小さな寺でみたのだが、あまり気味のよいものでないので写真には撮らなかった。 今日は、俳誌「天頂」(波戸岡旭主宰)の15周年のお祝いの会が帝国ホテルで行われた。 ふらんす堂は15周年を記念して波戸岡旭主宰の第五句句集『『湖上賦』(こじょうのうた)を刊行させていただいた。 yamaokaはどうしてもはずせない私用があって、スタッフのPさんが出席。 この会についてはまたあらためてご紹介をいたしたいと思う。 波戸岡旭主宰、そして「天頂」の皆さま、 15周年おめでとうございました。 心よりお祝いを申し上げます。 俳人の中岡毅雄さんが、鴇田智哉句集『凧と円柱』について神戸新聞に紹介をしてくださった。 抜粋して紹介したい。 鴇田智哉の第2句集「凧と円柱」は、若い感性が光っている作品集。鴇田は、69年生まれ。俳句研究賞と俳人協会新人賞を受賞している。 風船になつてゐる間も目をつむり 風船にメタモルフォーゼ(変身)するというのは、一体、どういうことなのか。作者は自分の存在を、自在に人間以外の他の物体や生物に変えていく。「目をつむり」の下五がシュールな内容にリアルな感触を与えている。 まなうらが赤くて鳥の巣の見ゆる 西日射す陸へあがつてきて歩く 2句目は、生物の進化の過程を感じさせる。鴇田らしさが表れている句である。 明日もお休みでその次の日もお休みということのしあわせ。
by fragie777
| 2014-11-22 22:47
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