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10月20日(月)
ふらんす堂の階下にある「カレーハウスCoCo壱番屋」で食事をしているご主人を待っている様子。 漫画家の高野文子さんの単行本が12年ぶりに刊行された。 『ドミトリーともきんす』 すでに一時的に品切れ状態とのこと。 高野文子さんは『るきさん』を愛読している。 わすれた頃に書棚からとりだして読みふけるっていうことを繰り返している。 新刊が出るというので心が躍った。 すでに今日の段階で一時的品切れ状態とアマゾンにある。 しかし、 わたしは今日仙川商店街通りにある本屋さんで手にいれた。 10月31日には池袋のリブロで「トークショウ&サイン会」もあるという。 いまこの情報を知った高野文子ファンのかた、もう申し込んでもだめよ。 とうに、いっぱいになってしまったんだから。 わたしも知ってすぐに電話をかけたのだけど、もうだめ。 「いっぱいです」ってすげなく断られてしまった。 でも、いいや、本が手にはいったから。 ああ、やっぱ、行きたかったな、トークショーに。 スタッフの緑さんはわたし以上にファンらしい。 全部の本をそろえているということ。 「帰りがけに本屋に寄ってみます」って楽しみなようす。 「高野文子の本って、電子書籍になってないようなんです」と緑さん。 緑さんは、キンドルを愛用していて紙の本と電子書籍をうまく読み分けているらしい。 「小説を読むにはいいですね」と緑さん。 実はわたしもキンドルをとうとう買った! もっぱらバッグの中にキンドルをいれて持ち歩いている。 夜も真っ暗な部屋でキンドルを読みながら寝ることが多い。 電気がいらないのよ。キンドルが発光(?)するから。 11月初旬には、『桂信子文集』が発売される予定。わたしはさっそくキンドルで挑戦してみるつもり。重くなくっていいわよ。 神戸新聞の10月16日の「俳句いま」に中岡毅雄さんが、「いのち削った晩年の作句」と題して、8月6日に逝去され山上樹実雄氏の追悼の文章を寄せている。一部を引用したい。 8月6日、山上樹実雄(やまがみきみお)が呼吸不全のため亡くなった。83歳だった。〈揺れやすきところより花咲きそめし〉1974年の第1句集「真竹」(牧羊社)より。17歳の時の作とみられる。その早熟ぶりに驚かされる。揺れやすいところから花が咲き始めたいうのは、単なる観察のみによる所産ではない。作者の繊細な美意識が、対象に投影されている。山上は、95年の第4句集「翠微」(花神社)により俳人協会賞受賞。このころから、体調を崩したのか、病気の句が目立ち始める。〈喀血のあとの日数や小鳥来て〉2002年の第5句集「四時抄」(花神社)により山本謙吉賞および俳句四季大賞を受賞。〈どう見てもわが生(よ)はかすか鳥雲に〉〈いまの無事今日の無事にと夏桔梗〉〈ひよつとして生き永らふや露の草〉12年の第7句集『春の顔』(ふらんす堂)は、生前最後の句集。〈わが肺のご機嫌あやし隙間風〉〈生き足らずとも足りしとも実南天〉〈残生の凄絶亀も鳴くといふ〉「亀鳴く」は春の季語。本来、滑稽さを感じさせる言葉だが、この句の場合、作者の叫びであるかのように感じられる。晩年の山上の作品は、まさにいのちを削るようだった。 18日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、田草川㓛子句集『弓弦』より。 一枚は女らのこゑ稲を刈る 田草川㓛子 田植え、稲刈り、さらに酒造り。今は忘れ去られてしまっているが、太古の昔から女は稲作の主役だった。男たちはその引き立て約のようなもの。そうした古代の風景が忽然とよみがえったかのような一句。香しい稲の香りと華やかな声と。 昨日だったかしら、バッグの底をまさぐっていたら、4分の一に剥かれた梨がラップに包まれて出てきた。 (あらら、これはいつのかしら) 梨のおいしい季節、わたしは毎朝のように食べるのだが、このところ昼食用にとひとかけらの梨をラップに包んで持っていく。この日はきっと外食かなにかをして食べわすれたんだと思うけどそれがいったい何時なのか思いだせない。梨はすこし茶色になっている。もうだめかな……まっ、一口たべてみよう。 ウン? いけるぞ、 ということで全部食べてしまったのだ。が、ちょっと違う味もまざっていた。 あの熟して食べるとおいしいラ・フランスのような味というより香りというべきか……。 ふーん、日本の梨も熟すとあんな感じになるんだ…… ということで、古い梨もあんがいイケルということを知ったyamaokaでした。 でも良い子は真似をしないでね。お腹をこわすかもよ。
by fragie777
| 2014-10-20 19:02
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