カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
10月19日(日)
たとえば、娑婆において日々あくせくしている働く年増女にとって、休日とはいったいどんなもんなのだろうか…… いつもより2時間ほど遅く目覚めて(だいぶ遅くなってしまったな……)とのそりとベッドから這い出して、(こんなにおそくなってしまったのだから、あそこに行くのはやめにしよう)とサボることを早々に決め込み、林檎半分と納豆とヨーグルトとマロンパイの朝食をとり、口臭をとるという(基本わたしは口臭はないのだけど「)大地の会」で購入した鉈豆歯磨きで歯を丹念にみがき、お気に入りのリクライニングチェアにどっしりと腰をかけ、猫たちを足元にまとわらせながら新聞をかなりゆっくりと読む。読み終えると「爆笑問題」の二人が司会をつとめているテレビを見始めたらいつのまにかどっぷりと見てしまい、だいたいこういう番組をやっていることすら知らなかったのだけれど、ついつい嫌いじゃないので見入ってしまい、いやいや洗濯物をしなくてはいけなかったとリクライニングチェアから身をはがすようにして、洗濯物を洗濯機に放り込み、そして二階へと上がっていく。パジャマをぬぎ捨てジーンズに足を突っ込んで日頃めったに着ない何か模様のかいてある白のTシャツをかぶり、パソコンの前にすわって一応メールチェックをする。インターネット上でブログのチェックとホームページのチェックをし、ぐずらぐずらとしているうちに眠くなってしまいいつの間にか寝てしまった。 目が覚めるとすでに昼飯の時間をすぎている。 わが家はそれぞれ人間が勝手に動くので、しいんとした階下に下りていき、冷蔵庫に顔をつっこみ物色してそれらを集合させおおむねのところレンジでチンをして、3日前から放置してある味噌汁をあたため、梨をむいて昼メシとした。おう、そうだ、洗濯物を干していなかった、ということで洗濯物をドサドさと(やく3日分)を籠にいれて2階のベランダに干す。(それにしても今日はいい天気だったな、もっと早く干せば良かったな)と思ったりしながら干し終えて、猫たちのおしっことウンチの始末をして、ふたたび書斎コーナーに行き、一年ぶりで書斎コーナーの一角の50センチほどの範囲に積み上げられたものの始末をする。(わたしは本当に片付けられない人間だ)と思いながら人はどうやって整理をするのだろうかと、わたしの脳細胞には整理のための司令塔がないことをなげく。そうしてその後わたしは自分の現実をわすれ、神聖ローマ帝国時代に生きたフリードリッヒ2世のことに思いをめぐらした。13世紀に生きながらルネサンスのさきがけとなる近代人としての評価があり、すぐれた詩人でもありダンテが高く評価していたという。彼のつくった8角形をそのうちに内包する城「カステル・デル・モンテ」は素晴らしい。わたしはこの城に是非に行ってみたい。わたしの机がいかほどに乱雑でありわたしの椅子が半分壊れかかっていてもわたしが夢想することは少しもさまたげにならないのだった。 しかし、きっとわたしの勤勉なる母が生きていたら、嘆くだろうなあ…… わたしのような人間は仕事をしていないと、きっと日々を愚にもつかない夢想をしながら乱雑な部屋でパンを齧りながら無為の日々を過ごすことになるだろう。 だからいいのよ。 日々あくせくと仕事をしていたほうが。 その方がなんとなく働いているんだっていう、納得を自分に与えるられるからね。 むむむむ。 なんとこれが会社が法人創立23年目を迎えた人間が思うことであろうか。 まったく、もって、情けない…… もっと自身をアジテートしろよって思う。 (ああ、でもブログは書いたぞ) (あまり意味のないことだったけど) すまぬ……
by fragie777
| 2014-10-19 17:53
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||