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10月11日(土)
![]() よく掃かれたところに転がっていた。 来週の16日は所沢の下安松にお住まいの深見けん二先生のところを訪ねることになっている。 前々からお約束をいただいていたインタビューのためである。 しかし、日々のあれこれに追われ、ちゃんとした準備もできていないことに気づき少々あせっている。 午後はその資料を読むことに費やした。 その資料のなかで、晩年の虚子にふれたところで興味深い一文があった。 虚子は、「ホトトギス」雑詠の選者を高濱年尾にゆずってから星野立子主宰の「玉藻」の編集に力を注ぐようになった。このことは、よく知られていることだと思うが、そのことに関してこんな一文を深見先生は書かれている。 虚子は当時、「玉藻」の編集に極めて熱心で、編集員の今井千鶴子に寝ても覚めても、編集のことを考えなさいと言ったそうである。千鶴子が考えた企画の中に、「ホトトギス」の俳句を理論的に考える座談会というのがあり、虚子はそれを採用、上野泰、清崎敏郎、藤松游子、私の5名が使命された。 この「寝ても覚めても、編集のことを考えなさい」という言葉は、虚子が俳誌というものをどのように考えていたかを示していてきわめて興味ふかい。 いかに虚子が、俳人としてのアイデンティティーをその俳誌においていたかということだ。 また晩年の虚子にして、編集ということにこれほどの思いがあったのか、と。 キャンディーを口にほおばりながらこの文章を読んでいてあやうくわたしはキャンディーを飲み込みそうになった。 むむむむ…… (いったいわたしは寝ても覚めても仕事のことを考えているだろうか……)。 (んなわけない……) わたしは少し反省をしたのだった。
by fragie777
| 2014-10-11 17:32
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