ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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詩集刊行を祝う会。

9月28日(日)

詩集刊行を祝う会。_f0071480_2127557.jpg
げんのしょうこの花。
小さな野草の花だが、美しい花だ。


今朝はおおいに寝坊をした。
ゆえに行くべきところに行くことはヤメにして、午前中をゆったりと過ごすことに決めた。
ヴァイオリン協奏曲はとうとう終いにして、おなじモーツァルトのディヴェルティメント(K.563)を猫たちと聴くことにした。もう20年近くも前に買ったCDで、久しぶりにとりだしてジャケットの埃を払いながらそれとなく演奏者についてみていたら、なんとチェロをヨーヨー・マが弾いていることをはじめて知ったのだった。ヨーヨー・マはやはりずっとむかしにバッハの無伴奏のものを買ってよく聴いていたが、モーツァルトのものを持っているとは知らなかった。(へえー)と思ったがそのことは猫たちに言わずにおいた。




今日は夕方から横浜の「わん」という居酒屋で、ふらんす堂より詩集を刊行された若尾儀武さんと宗田とも子さんのお祝いの会がありそこにうかがって先ほど戻ったところである。
今は仕事場でこのブログを書いている。
(ブログを書く前におとなりのセブンイレブンで板チョコアイスというの買ってむしゃむしゃと食べた)

お祝いの会には、お二人の師である稲川方人さんと吉田文憲さん、そして詩のお仲間、若尾さんの30年前の教え子の方なども見えて、心あたたまるとてもいい会だった。おひとりおひとりが、若尾儀武詩集『流れもせんで、在るだけの川』』と出来上がったばかりの宗田とも子詩集『時を運ぶ折り舟のように』について感想を語り刊行を祝福したのだった。

まず稲川方人さんは、『流れもせんで、在るだけの川』についてその反響の並々ならぬことをたいへん喜び、『時を運ぶ折り舟のように』については、単なる日常的な風景ではない。エッジのすきまに言葉を入れ込む強さがある。と評価し、
詩集を出すということは自分の世界を他者に向けて出していくことだ。だからへんな遠慮は要らない。責任を回避するような遠慮はいけない。ゆえに批判に対しても毅然と対峙することだときっぱりとお話しされた。これは詩集にかぎらず句集、歌集についても言えることだと思う。こういうことを言ってくれる師というものは有り難い。本を上梓したらしゃんと背筋をのばさなくてはいけないのだ。

もうひとりの師である吉田文憲さんは、『流れもせんで、在るだけの川』について、根源的なものを持っている詩人である。作品の並べ方を考えた構成がうまくいっている。大人の世界でないところの感情の動きなので痛切さがつよく伝わってくる詩集である。反響が大きいこと、そういうものを出せたことが喜びである。詩集の始めに置かれた「序詞」がいい。
と語り、『時を運ぶ折り舟のように』については、
今回詩集にまとめてみて、詩への取りくみ方をとおして大事なものに向き合っていると思った。日常的から一気に抽象度が高くなり、時には宗教性あるいは思想性をも感じる。一行が立つ瞬間がありその一行に詩全体が収斂していく。詩を書くという行為がかけがえのないものとしてある。とともども懇切な評をされた。
さらに稲川さんが、おふたりの「あとがき」が良いといい、この二つの詩集は詩でしか表現できないものがある。と力強く語った。

詩集刊行を祝う会。_f0071480_22165591.jpg
稲川方人さん(左手前)と吉田文憲さん。

二人の師から、そして詩のお仲間たちからたくさんのお祝いのことばのあとに、若尾儀武さんと宗田とも子さんよりご挨拶があった。


詩集刊行を祝う会。_f0071480_2221182.jpg


稲川、吉田両氏にお会いして、わたしは幸運だった。稲川さんからは、「愚直に書きなさい」と言われたことで詩を書くことができた。現代詩というものがどういうものか皆目わからなかったが、この稲川さんの言葉によって、「そうか、そう書けばいいのか」と思った。「愚直」というのは、自分の中のものを出すのに自然なスタイルだった。吉田さんからは、いつもはあまり褒めてもらえなかったが、「声が聞こえてくる」ということばをもらった、そのひと言が嬉しかった。これから作品を書くときに大事にしたいことは、自分自身の言葉、そして書いている中身をふくめての「言葉の温度」ということである。とご挨拶された若尾儀武さん。


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実は、最後の詩集を出すつもりでいたのだが、詩を評価していただいたことを嬉しく思っている。いまいろいろと模索している状態であるけれど、到達点を見つけたら次ぎの段階へすすみたいと思っていると明るい表情で挨拶された宗田とも子さん。


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若尾儀武さんと宗田とも子さん。


詩集刊行を祝う会。_f0071480_22323233.jpg
記念撮影。
ふらんす堂から詩集やエッセイ集を刊行された詩人の方たちもたくさんいらして、ご縁の深さをあらためておもった出版記念の会でした。

おひとりおひとりお名前はあげませんが、皆さま、今日はお世話になりました。

そして、ありがとうございました。


明日はこの宗田とも子さんの詩集『時を運ぶ折り舟のように』の作品を紹介します。



すっかり遅くなってしまった。

これから家に帰るのだけど、仙川はこんな遅い時間でもまだ人が多い。
だから襲われる心配がないのよ。
ええっ、
だれ!?
襲うなよ!っていうヤツは。
フン
わたしだって、選ぶ権利はあるわい。
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by fragie777 | 2014-09-28 22:53 | Comments(0)


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