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9月26日(金)
![]() クリーニング屋さんに保管してもらっていた冬物が山のように戻ってきた。 物持ちがいいもんだから、どんどん洋服がたまっていく。 わたし、こんな洋服もっていたのね、なんていうのもある。 なにかの本に書いてあったな。 触ってみて、ときめかなくなったらそれが捨て時であり整理の秘訣だということを。 どうしよう、 触ってみて全部ときめいてしまったら。 わたしのクローゼットからもの溢れはじめている。ただでさえも整理べたなので、やがては悲惨な状況になっていくかもしれない。 わたし、もしかすると洋服の洪水のなかで息絶えている、なんていうこともあるかもしれない。 そんなことになったら、 おろかな女だと哀れんで、 鼻で笑ってやってほしい。 新刊を紹介したい。 『未来図合同句集 30周年記念』(みらいずごうどうくしゅう)。 ![]() 大冊である。 俳誌「未来図」(鍵和田ゆう(禾編+由)子主宰)の創刊30周年を記念として刊行された。10周年、20周年、30周年と3度目の刊行となる。 春田千歳編集委員長を中心に、今村妙子、遠藤由樹子、植松深雪、寺田幸子、篠塚雅世の6人の編集委員のかたたちの尽力によって出来上がったものである。 春田千歳さん、遠藤由樹子さんは何度もふらんす堂へ足をお運びくださったのだった。 春田千歳さまをはじめ編集委員のみなさま、お疲れさまでございました。 このたび「未来図」創刊三十周年を記念して、合同句集の第三集を上梓することになった。平成六年に第一集を、同十六年に第二集をそれぞれ刊行し、「未来図」の歩みを作品集として纏めて来たが、その第三集目になる。三十年間を振り返れば感慨深く、又大層嬉しい気持で一杯である。 五百名を超える皆様の作品、合同句集ならではの作風の多様性が一書に集まるのである。きっと大きな森のように魅力溢れる句集になるにちがいない。そして多くの仲間の中で、自分の作品を客観的に眺めることが出来るのである。それは次の一歩を踏み出すための原動力になるにちがいない。 思い起こせば合同句集の第一集によせて、私は「生レーベンの実感」を大切にと書いた。第二集の時は「新しみこそ俳諧の花」と書いている。この第三集では伝統的な「風雅の誠」への目配りを加えたい。これは私が西行ゆかりの鴫立庵の庵主になり、十年が過ぎての思いでもある。 今後は各個人の個性の開花を目ざして、努力と力量に期待し、「未来図」の更なる前進を願っている。 鍵和田主宰の序文のことばより引用した。「5百名を超える」とあるが、「あとがき」には505名とある。結社としてたいへん充実している「未来図」であると思う。 昨日、鍵和田主宰よりお電話をいただいた。 「とってもきれいに出来上がったわね。いま目の前に三冊をならべて見ているのだけど、感慨無量だわ」と喜びのはずんだ声が聞こえてくる。 そのお声を聞いてわたしも嬉しくなった。 そしてふらんす堂にもながれた30年という時間を思ったのだった。 ![]() 30年間の結社の節目節目の結実でもある。 おひとり、おひとりの作品を紹介したいのであるが、505名の方の作品は紹介できない。 このブログでは、造本のみの紹介になることをお許しいただきたい。 ![]() ブックデザインは君嶋真理子さん。 ![]() 目のさめるような真紅である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 創刊三十周年を迎えて、三度目の合同句集刊行となりました。五〇五名の方々が、参加、若い人達も増えております。合同句集を纏めるにあたり、皆様の俳句を読ませて戴き、改めて俳句という文芸の幅の広さ、多様性を実感する事が出来ました。 作品表記については出来る限りご本人の意思を尊重し、大切な記念となるよう心がけました。季語索引に関しては、講談社『新日本大歳時記』、角川学芸出版『季寄せ』などに拠り、傍題は見出し季語にまとめました。 このずっしりと重たい合同句集をお手許にお届け出来ることを大変うれしく思いますとともに、皆様のご協力に深く感謝申し上げます。 編集委員のかたたちの「あとがき」を紹介した。 ![]() この合同句集の担当は、スタッフのPさん。 「大変なことあった?」と聞いてみると、「いろいろとあったかもしれないけど、もう忘れてしまった」ということ。 これはよくわかる。 一冊が出来上がるまでは、いろいろとハプニングがあったりしててんてこ舞いをすることが多い。 しかし、出来上がってくると、大変だったことなどきれいさっぱり忘れてしまうのだ。 これはわたしもそう。 それでも、なにかエピソードない?って聞いてみた。 Pさん、しばらく考えて、 「ああ、そうでした。表紙のクロスの在庫が足りなくて、クロスやさんにあたらしくつくってもらいました。鍵和田先生のご希望にもお応えするために、ほかのクロスではダメなので、大至急染めてもらったのですが、それが期日に間に合うかどうかすごく心配でした。」 そうだった。 わたしも覚えている。 クロスが足りない!って一瞬蒼くなったことを。 わたしも忘れていた。 でもこの立派な一冊を目の前にするとそのときの大変さなんてどっかに行ってしまうっていうことも確かである。 鍵和田先生をはじめ「未来図」の皆さんが喜んでくださったということで、あらゆることがすっ飛んでしまうのだ。 終わりよければすべて良し。 それは本づくりにもあてはまること。 いろんなことがあっても最後に笑いあえるものでありたい、 いつもそう思って本づくりをしている。
by fragie777
| 2014-09-26 19:48
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