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9月12日(金)
![]() ふらんす堂のちかくの駐車場で兄弟とおもわれる猫と遊んでいた。 まだ子猫である。 しかし、こちらを射すくめるような攻撃的な眼。 近づいても逃げようともせず、わたしを睨みつづけていた。 こういう眼にあうと(いいなあ!)ってわたしはうれしくなるのだ。 黒猫のように見えるがじつは焦茶色、というのも可愛い。 今日はふらんす堂にお客さまがふたりご来社くださった。 俳人の名取里美さんと浅井敏子さん。 浅井敏子さんの句集刊行のことでご相談に見えられたのだ。 浅井さんはほぼ14年ほど、名取さんがご指導する「鎌倉句会」に出席されている。 この度はご自身の句集をまとめるべく決心されたということ。 名取さんも浅井さんも俳誌「藍生」(黒田杏子主宰)の所属しておられる。 この度の句集には黒田杏子主宰が序文を、名取里美さんが跋文を寄せられる。 句集名は「幼なじみ」。 なんとご主人さまとは小学校一年生のときの同級生であられるということ。 「それはなんとも素敵な!」と申し上げると、 「小学生のときにわたしの愛知の田舎に疎開にきた主人を『疎開の子』『疎開の子』ってからかっていじめたんです」と笑っておっしゃる浅井敏子さんである。 ![]() うかがえば浅井敏子さんは、60歳まで保育園の園長さんをしておられたということ。 園長さんを退職されて俳句をはじめられたのだ。 「すごく熱心でおられるんです」と名取さん。 「この句集は、自分へのご褒美としてつくることを決心しました」と明るくおっしゃった浅井敏子さんだった。 名取里美さんは、ふらんす堂から句集『家族』を2010年に刊行されている。「雪のシリーズ」の一環である。 この10月から朝日カルチャーセンターの湘南教室で「こんにちは、俳句」という講座名で俳句の指導をされるということである。 「生徒さんを募集中なんです」ということである。 午後にはスタッフのPさんとともに、武蔵野大学に有馬朗人先生をおたずねする。 いくつかの数年来の宿題項目があってそのことのご相談である。 ご多忙の有馬先生をつかまえるのはなかなか難しい。 ご連絡をして今日の時間をとっていただいたのだ。 ![]() どんなにお忙しくてもいつも穏やかでお優しい先生である。 明日の9月13日は有馬先生のお誕生日であるということ。84歳になられるということ。 「ぼくとね、狩行さん、そしてなくなった原裕がちょうど同じ齢なんですよ」。 今日は出来上がったばかりの見本、津久井紀代さんの有馬朗人論『一粒の麦を地にー100句から読み解く有馬朗人』を持っていってお届けしたのだった。 「おお、きれいな本が出来ましたね!」と嬉しそうに手にされ「今晩読んでみましょう」。 「実は発行日は、有馬先生のお誕生日の9月13日です。著者のご意向です」と申し上げると 「ええっ、そうなの。ああ、ほんとだね」とにっこりされたのだった。 この一書はまたあらためてご紹介させていただく。 今日の「増殖する歳時記」は、藤嶋務さんによって岩田ふみ子句集『文鳥』より。 椋百羽飛んで田の神おどろかす 岩田ふみ子 田の神は、日本の農耕民の間で、稲作の豊凶を見守り、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神である。水神様とも言われる田の神で、脇では農家がお昼なんかをして長閑である。椋鳥は留鳥として市街地や村落に普通にいる。秋から冬には群れで行動し夕方ねぐらでは何万羽という大群になることがある。長い列島では稔りの盛期の所も刈入れ中の所も刈入れが済んだところもあろう。そんな大和まほろばの田んぼに突如として椋の大群が襲った。広大な田んぼを前に驚いているのはただ水神様一人。悠久の空には細やかな秋の雲がずっと広がっている。椋一群は空に沁みて消えてしまった。『文鳥』(2014)所収。 今日の朝のことである。 信号待ちをしていたら、目の前を戦車が二台走り去っていった。 甲州街道をはしる戦車を見たのは、わたしはこれで二度目。 数年前にやはり信号待ちをしている目の前を一台の戦車が走り去った。 おもっていた以上にスピードであっという間の出来事だった。 いったいどこから来て、どこに行ったのだろうか……
by fragie777
| 2014-09-12 18:18
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