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7月1日(火)
2014年も折り返し地点を通過した。 一週間ほどまえから腰が痛いと言っていたスタッフのPさんは、整体に行ったところ「かぎりなくぎっくり腰に近い症状」と言われたそうである。 つまり「ぎっくり腰予備軍」である。 わたしは幸いなことに、腰痛からは今のところ解放されているが、いつなんどき「ぎっくり腰」に襲われるかわからない。 皆さまもくれぐれもご注意を。 ツイッターではすでに流しまいたが、お知らせがあります。 「ふらんす堂通信」に短歌の投稿欄「しののめ集」が設けられました。 選者は歌人の東直子さん。 7月に刊行される「ふらんす堂通信141号」に投稿欄が設けられますので、「142号」からの掲載となります。 投稿資格は、「ふらんす堂友の会」の会員であることです。 是非にこの機会に「友の会」の会員になって、短歌をつくってみてください。 「ふらんす堂通信141号」から詩人の吉増剛造さんの詩の連載もはじまります。 また、「田中裕明賞受賞記念」として、榮猿丸×野口る理×長嶋有のイベントの模様を再録、入手困難な西村麒麟句集『鶉』の全句が掲載されます。 乞うご期待です。 こういう風にお知らせするんでいいのかな、 「yamaokaさんのブログでもちゃんとお知らせしといてください」って、さっきスタッフから言われたのである。「通信を書店にも少し置いてもらおう」ということでスタッフの千絵さんがいま一所懸命に営業中である。 今日の「増殖する歳時記」は、土肥あき子さんによって、竹村翠苑句集『摘果』より。 汗の胸より富士の風吹きおろす 富士が霊峰と呼ばれる由縁は、噴火による驚異を鎮めるため、山をまるごとご神体としたことによる。浅間大社が祀られた頂上へ登拝することで災難から免れ、また崇高なるものとの一体感を満喫する。登山の際のかけ声である「六根清浄お山は晴天」の六根とは目鼻耳などの身体であり、そこから生じる欲や迷いを脱し、清浄な精神を得ることを願うという意味を持つ。作者の胸に流れる汗も富士の風を受けたことで清涼を感じ、また五体すみずみまで霊峰の力が行き渡る心地を味わっている。本日山開き。〈電子レンジ十秒蝗しづもりぬ〉〈御柱祭男見るなら諏訪に来い〉『摘果』(2014)所収。 竹村翠苑さんの句集『摘果』は、好評でいろいろと話題になっている。 先日もお電話をいただいたが、力強いお声ではきはきとされ92歳とは思えない矍鑠ぶりである。 お電話を切るときに、「第二句集刊行に向けてがんばってくださいませ」とわたしは申し上げたのだった。
by fragie777
| 2014-07-01 19:05
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