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10月5日(土)
先日の結婚披露パーティをした会場の庭になっていた石榴の実。 あまりにも見事でみな触って行った。 秋雨の休日となったが、わたしはこの時とばかり衣替えを大々的にやった。 それにしても、 わたしは衣装持ちかもしれない。 というのは、わたしは神さまから「おまえは衣装持ちである」という烙印を押されているのだ。 フフフフ…… 衣装持ちの烙印!ってご存じでした? 知らない方にお教えしましょう。 首の襟足のところにホクロがある人、 その人は衣装持ちなのである。 わたしにはそれはそれば大きなホクロがございますの。 小さいときから、母がわたしの襟足のホクロを見るたびに、 「おまえは着るものだけは困らないよ」って言っていた。 その時は(ふーん)って聞いていたけど、 確かにいまや物持ちの良さも手伝って着るものだけはそれはもう沢山ある。 ほんとはゲンナマがいいんだけど、その烙印はない……残念 それを今日はかなり整理をし、クローゼットの風通しをよくしたのである。 なにしろ整理下手なので、なかなか集中できずゲームで遊んだり、韓ドラをみたりしてノラクラノラクラとやってどうにかやり終えたので、夕方近くのそのそと仕事場にやってきたのだった。 すると、 郵便物のなかに、一冊の本をみつけて目が覚めた。 あまりにも派手な本なのでそれをちょっと紹介したい。 「アートへの組曲 追悼・和多利志津子」と題した蛍光ピンクの本である。大きさは天地26,5センチ、左右15センチの大きさで厚さは4センチ近くあるまるで箱のような一冊だ。しかし、軽い本である。昨年亡くなったワタリウム美術館の館長だった和多利志津子の仕事をまとめたものである。前衛アートへ限りない愛情をそそぎ、亡くなるまで精力的に仕事をしたその業績をこうしてドピンクの本で纏めた。極めて衝撃的な本でカッコいい。手にとっておもわず、オオーッやるなあって言ってしまったくらい。蛍光ピンクとキミドリが目に痛いほどだが、右の書影だとすっかり毒気が抜かれてしまっていて面白くない。ごあいさつ状に「存在感のあるピンクのオブジェ」と書かれているが、まさにオブジェである。 わたしもこういう本をつくってみたいと思う。 手にしたとき、ううっって一瞬絶句するような過激な本をである。 内容をすこしだけ紹介したい。 これは「草間彌生」のページである。 写真の右横に「ボディフェスティバル in 60's展」展示風景「水玉強迫」と書かれている。 次のページには、「レジスタンス展」 展示風景 右=マルセル・デュシャン 「折れた腕の前に」 左=クロード・リュトー 「レディ・トゥ・ビー・メイド」とある。 ずっと見ていると脳味噌がピンク色になって来そうだが、実は細部まで計算されていてやはり心憎い。なにより前衛アートに生涯をささげた和多利志津子さんらしい一冊である。 お見事です!! 新刊本を紹介しなくてはいけないんだけど、休日は丹田に力がどうも入らない。 でお休み。
by fragie777
| 2013-10-05 18:20
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