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6月16日(日)
大勢の人がこの下を行き交っていたが、気づくひとは少ない。 エレンガントな装いへの夢が空間に浮かんでいる。 好きだな…… しかし、今日のわたしは夢をみている時間はなかった。 夢を見ることはベネチアの古典学者に任せておけばいいのだ。 午後から税理士のH氏と打ち合わせをすることになっている。 わたしの前に並んだ数字をぞじっとみつめ、それに思いを凝らさなければならないのだ。 打ち合わせが終わると、今度は調布商工会へ提出するための資料作成である。 6月の休日の半日をわたしは仕事場で過ごす。 苦手な作業を終えて、いまは進行中の小島ゆかりさんの「短歌日記」『純白光』の装丁の色校正を眺めている。 なかなかいい色相に仕上がったのではないか。 出来上がりが楽しみだ。 こういう時の仕事がいちばん愉しい。 出来上がりをあれこれと想像する。 これは夢みる作業である。 仕事をすることのなかに夢を見るという要素があれば幸せだ。 小さな夢にささえられながら仕事をする日々だ。 小島ゆかりさんに色校正に添えて手紙を書き終えた。 そして、これからそれを速達で投函だ。
by fragie777
| 2013-06-16 17:55
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