カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
リンク
検索
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
10月1日(月)
![]() ここは平敦盛の笛や鎧が収められておりその首塚や首洗いの池があり、義経が腰かけたという松がある。源平ゆかりの史跡のある寺だ。一弦琴でも有名らしい。 いま大河ドラマ「平清盛」を楽しみに観ているのでちょっとゾクゾクした。(このドラマえらく不人気らしい。汚くて難しいということだがわたしは好きだ) ![]() 昨夜の台風はなかなか凄まじかった。 わたしの家のプラスチックのゴミ箱はどこかにすっ飛んでしまってお風呂上りに近所をさがしまわったあげく、数軒先の家の駐車場に横たわっていた。 帰りの新幹線も止まりそうだったが、かろうじて逃げ切れたという感じである。 今日から十月である。 気を引き締めて仕事をしていきたい。 9月28日付の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」で、掛井広通句集『さみしき水』の句が鑑賞されている。 瓶の口色なき風を奏でをり 空き瓶は淋しいものである。酒であれ水であれ満たされているときは幸せそうだが、いったんカラになると虚(うつ)ろな心のようだ。その小さな口に秋の風が吹いて、ほうほうと音を立てる。空(むな)しい心の音のように。色なき風は秋風のこと。 今日は思いもかけずにお客さまが到来した。 橘いずみさん。 新刊の句集『燕』 の著者である。 わざわざご挨拶に見えられたのだ。 学校の先生をなさっておられるのだが、今日は都民の日ということでお休みであるということ。 「先日、栞を書いてくださった仁平先生にお目にかかりお礼を申し上げることができました。『いい句集になったんじゃない』って仁平先生が喜んでくださったのが嬉しかったです」と橘さん。 橘さんが中学生の時に予備校の英語の先生だったのが仁平さん。 「俳句をなさっているなんてその時は全然知らなくて。あとで知ってびっくりしました。すごくおもしろい先生で中学生のわたしは大好きな先生だったんです」 句集を出すことは全然考えていなかったということだが、このお正月にご主人がすすめてくれたのがきっかけとなって副主宰の藤本美和子さんが熱心に応援して下さり、ご自身の意向よりも周囲のひとたちの思いにひっぱられるようにして刊行した第1句集であるということだ。 「それがこうして形になって改めて句集を出して良かったと思いました」と目を輝かせた橘いずみさんだった。 ![]()
by fragie777
| 2012-10-01 19:08
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||