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6月11日(月)
「今日のウチの夕飯、おうどんと天麩羅よ」って言ったら、つかさず愛さんが、「おうどんは温かいのですか、それとも……」と言うので、「冷たいやつ、そして天麩羅は桜エビの掻き揚げ」と答えた。「掻き上げは自分で揚げるんですか?」「もっちろん、玉ねぎと桜エビでね」「ええっ、天麩羅上手く揚げられますか?」「天麩羅は案外上手いのよ。油の量と温度が大事かな」って言うと、料理上手の愛さんが尊敬の眼(まなこ)で見てくれたので、ちょっと嬉しかった。「実はね、おうどんにするのは、冷凍うどんを五玉買ったんだけど、冷凍庫に入りきらず冷蔵庫に放りこんどいたらいよいよ解けだしちゃってさ、それで今日はおうどんっていう訳なのよ」。 桜エビはお昼休みにクイーンズ伊勢丹に立ち寄って買って仕事場の冷蔵庫に入れてあるので、帰る時にわすれないようしなくっちゃ。結構忘れるんだ、わたしというヤツは。 今日のねんてんの今日の一句は、高畑浩平句集『風』より。 晴天のつづけり蠅虎走る 晴天の下にハエトリグモだけを登場させ、他の一切を省いた句。これを俳句的省略、あるいは俳句的誇張と言ってよいだろう。しかもそのハエトリグモはただ走るだけ。晴天の続いているかぎり走るのだろうか。そのすがたにふと自分というか人間の姿を思ったりする。今日の句、句集『風』(ふらんす堂)から引いた。作者は昭和12年生まれ、「白露」を中心に活躍してきたベテラン俳人である。 この高畑浩平句集『風』は、この一句が象徴するように爽やかなスピード感に充ちた句集である。かなりの句数が収録されているが句の多さが気にならずどんどん読める。それも一つの俳人の力だと思う。 先週の7日と今日とつづけてSさんに書店営業に行ってもらう。 7日は新宿、池袋方面、今日は多摩センターの丸善にはじめて行って貰った。 多摩センターの丸善は、たまたま立ち寄った俳人の高田正子さんが「品揃えがいま一つ」と教えてくださったので行って営業しなくてはと思っていた書店だった。 「高田さん、行ってきました。ばっちし営業をしてまいりました。お教えいただき有難うございます」 今日は休み明けでいろいろと忙しかった。 昼休みは桜エビを買ったりツタヤに行ったりでこれまた忙しい。そうそう、猫たちのトイレの砂も買った。 ツタヤで、レンタルDVDを返しそこねてなんと超過料金を1260円も取られてしまった。新作4本1000円というのを借りたのだが、返しそこねるとエライ料金になる。ゲッって思った。そこで一本無料となるチケットを貰っていたので、溝口健二監督の「新平家物語」を借りて、よしこのチケットでタダで借りてやろうと意気込んで出したら、「お客さま、これは一週間のレンタルで100円でございます」ですって。チケットをひっこめる訳にもいかず、あーあ、新作をせめて一本借りれば良かったと思ったがあとの祭り。無念きわまりない。 さ、 これで今日のブログはおしまい。 帰ります。 おっと、冷蔵庫の中の桜エビは忘れないようにしなくっちゃ。 では。
by fragie777
| 2012-06-11 19:28
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