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2月28日(火)
うっかりしてた。 今日は燃えるゴミの回収日だったのだ。 回収車がもうわたしん家の前を通り過ぎて路地の奥まで行っているあたりで気づいた。 (ウーン!やばい、でもまだ間に会うぞ。) とわたしは脱ぎ捨てたばかりのパジャマに再び脚をつっこんだ。 上はまだ肌着の状態だ。 しかし、かまやしない。ユニクロのヒートテックの黒のインナーだから肌着なんて誰もわかりゃしない。 それからが大変、家中のゴミというゴミをかき集めたゴミ袋をワシとつかんで勝手口から叫んだ。 「ゴミ、ありま~すっ!」 もはや行きすぎようとしている回収車はわたしの家の前でぴたりと止まり、そしてパカッと口を開けた。 (っていうか空いたまんまなのかもしれなかったけど、わたしにはわたしのために口を開けてくれたように思えたのだ) わたしはその口の中にゴミ袋を勝ち誇ったように放りいれて、別れを告げたというわけね。 回収者のお兄さんたちも車から降りて来ず、わたしは肌着姿という不名誉な状態を彼らに見られることもなく(と思いたい)無事に今日一日が始まったというわけである。 こうして肌着とパジャマという組み合わせの不本意な姿を世の中にさらしたわたしではあったが、日頃の心掛けがいいのだろうか、わたしには素晴らしく素敵なことがあった。 贈りものが届いたのだ。 深見けん二氏の奥さまの龍子夫人からだ。 こんなお手紙が添えられている。 記念日、おめでとうございます。 ますますの御活躍を願っております。 今まで息子たちの結婚、孫誕生といろいろと刺して参りましたが、此の頃は目が悪くお恥ずかしいものです。 「記念日?」ってふと思って、(ああ、そうだった!)3月3日はふらんす堂の創立記念日だったんだ。って思いだした。 嬉しい!! 深見先生の奥さま、覚えていて下さって、しかもこんな素敵なクロスステッチの刺繍の作品を下さったのだ。 そのお気持ちが何より嬉しい。 わたしはさっそくふらんす堂のゲストルームにこうして飾ったのだった。 ![]() 全部刺繍よ。もっと近づくと、 ![]() お気持ちがすごく嬉しい。 しみじみとわたしの身体に浸透してくるようだ。 なんというかデリカシーなど向うの方へふっ飛ばしバサバサとまわりのものなぎ倒して風を切って生きてるような雑駁なヤツだ、yamaokaは。 しかも肌着とパジャマでもヘイチャラなyamaokaでもある。 そんなヤツをこうしてあたたかな心遣いで応援してくださる。 (ククウッ…) お気持ちが骨身に沁みる……。 深見先生、そして龍子さま、 ありがとうございます!! 本当に嬉しいです。 ![]() 明日は新刊句集の紹介をします。
by fragie777
| 2012-02-28 19:42
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