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10月22日(土)
階下のゴソゴソという音で目をさましかけるが、きっとまだ私の起きる時刻ではないと思い、うつらうつらと階下の人間が動きまわる音を聞きながらふたたび深い眠りへと落ちていった。 目が覚めたときはもう8時をまわっていた。 慌てて飛び起きて階下にいくと、あらまあ、電気はいたるところに煌々と輝き雨戸は開けておらずピアノの蓋は開けっ放し、キッチンへ行くとレンジは汚れ煙草の灰皿がいい加減洗ってその辺におかれ、ことごとくわたしは気に入らない。 もうすでにそこにはいない人間に腹をたてているのだ。 (バッハを弾いたってかまわないけどピアノの蓋くらい閉めろよ。まったくちゃんとしろよ!)ってこころの中で叫ぶ。 わたしは自分が片付けられない割には他者には厳しいのである。 このところ忙しくて家には寝にかえるのみだ。 っていうのは嘘だった。 家では韓ドラを立てつづけに見て、そしてここ数年間読むことを禁じていた推理小説を読みふけって寝る。という素晴らしく甘美な時間を過ごしていたのだが、どうも家事をするっていうことに手が届かない。 というか思いがおよばないのである。 で、 ちゃんとやらない人間に腹をたてるという、どうよ、この身勝手さ。 yamakaはそういう人間なんよ。 へへん、 だ。 今日も俳句の会があった。 上野の不忍の池のそばにある会場で現代俳句協会の大会があり、スタッフのPさんと出席する。 その会場にいくためには不忍池(しのばずのいけ)のそばをとおるのだが、蓮がぎっしりと生えていてちょっと気持が悪いくらいだった。 今日は現代俳句協会賞のさまざまな発表があった。 受賞者のおひとり渋川京子さんは2009年にふらんす堂から句集『レモンの種』を刊行されている評判の良かった句集である。 「俳句と短歌」というテーマで「動詞とオノマトペ」を中心に講演をされた。 お隣の席が朝日新聞社の詩歌の担当の宇佐美貴子さんだった。 「しばらくです」と挨拶をすると、「新しい仕事場どうですか? 猫が来てかわいいですね」とおっしゃる。「ええっ」って言うわたしに「ときどきブログ覗いてます」と言われわたし絶句する。いやはや、このブログに何を書いてたっけな……。(見てるって言われるといつもドキッとして恥ずかしくなるのだ。もっと気のきいたこと書かなくっちゃ……でも書けるか?無理だろう…) 「宇佐美さん、どうですか?お仕事は慣れました?」って伺うと、ニコニコとされ「そうですね、一年以上になりますから、いろいろと面白く仕事をしています」ということ。「取材で仙川の近くを通られたら新しいふらんす堂へ是非に寄ってください」と申し上げると「ええ、是非に」とにっこりとされたのだった。 それにしても当世は編集者にしても新聞記者にしても今は女子が多い。 今日だってそう。若く奇麗な女性編集者のひとたちをずい分紹介された。 そして皆のびのび活き活きと仕事をしている。 そしておおかたはいや全員といってもいいかもしれないがわたしより若い。 こう言っちゃなんだけど若さと器量においてはみなわたしをはるかに凌駕している。 yamaoka、おまえの勝てるものはなにかあるか? 自問してみた。 ウーム。 ウーム。 ウーム。 (この間10分くらい) あっ、 そうよ、 韓流スターの名前はきっと誰よりも知っている。 芸能偏差値においては誰にも負けないぞ。 誰か、わたしに挑戦してみる?!
by fragie777
| 2011-10-22 22:36
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Comments(2)
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