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8月28日(日)
これは岡井隆歌集『静かな生活 短歌日記2010』で和兎さんがブックデザインの装画として用いた「闇の王子」のふくろうにそっくりだったので記念として購入。 いまはきっと、和兎さんの家のテーブルに飾られてあるだろう。 テレビで世界陸上に見入ってしまった。 つくづく思うのだが、陸上競技というのはシンプルで美しい。 とくにランナーの肉体はしなやかで強靭で瑞々しく美しい。 走る前のその風貌もいい。 そういえば今朝たまたま見ていたアニメ「ムーミン」で、孤独を愛する詩人のスナフキンが言っていた。 「美しい、と思ったらそれはすべて自分のものなんだよ」 (ウーム、さすがスナフキン、いいことを言う) って言うことは、このランナーたちはすべてわたしのものなのか……。 まっ、 そう考えるのも悪くない。 しかし、ボルトのスタートでのフライングは何としても残念だった。 今日仕入れたニワカ知識であるが、遺伝子の数においてミジンコの数は人間の数をはるかに越えているという。 ヒトの遺伝子の数は23000であるのに対してミジンコは31000であるという。 これがどういう意味があるかというと、ミジンコが環境の変化に対してすばやく対応できるのは遺伝子のおかげであるのだということだ。つまり水が汚染されるとかの急激な環境変化にたいしてそれに対抗し順応するよう身体が遺伝子の情報伝達によって変化するのだという。 これはアメリカや日本の大学の国際研究チームが発表したことである。 グレチェン・パーカーは言う。(←この人のことよく知ってるわけじゃないけど……) この研究で、ヒトとミジンコは多くの遺伝情報を共有していることも分かった。環境汚染とヒトの遺伝子の関係を解明するにあたり、この小さな生物が大いに役立ちそうだ。 この小さなミジンコによって、「放射能汚染」の脅威にさらされている私たちに新しい光が投げかけられればと切実に思う。
by fragie777
| 2011-08-28 23:17
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