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1月30日(日)
「サロメ」のモチーフでモローはいろんな作品を描いているが、あの有名な「出現」は観ることが出来なかった。きわめて残念だった。 いまこのブログを仕事場で書きはじめた。 今日一日中外をうろうろと歩き回っていまやっと戻ったところである。 暖房もつけずオーバーを着たままパソコンを開き、ともかくも書いてしまおうとキイを打ち始めたのだった。 今日の毎日新聞の俳句欄で、 秦夕美句集『深井』が紹介されていることを知る。 遠つ夜の春もかくあり深井あり 1冊ごとにさまざまな試みを続けてきた著者の第15句集。集名は能面の名からとられている。独自の美意識とともに、人生をいかに終えるかという思いが背後に感じられる。 「人生をいかに終えるか」 大きな命題だ。 一見、能天気なわたしでもこのことは結構考える。 どう死ぬか……。 こんなことを書きはじめるとなんだか丹田のあたりがギュッとしてきて、背中がすこし寒くなってきた。 今日は日曜の夜だ。 あたたかな夜にしよう……。 さっ、帰ろう。 皆さま、春が待たれますね。(こういう日本語で良かったかしらん) モローの絵じゃなくてルノワールの絵にすれば良かったな……。
by fragie777
| 2011-01-30 20:21
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