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4月25日(月)
今日の夕暮れのアメリカ花水木。 夕方出かけるまで、レンタルDVDを三本見て過ごす。 「三本一緒に借りると900円」になります。と言われ、それじゃ、ってともかくも手にとった三本目がなかなかいい映画だった。 タイトルは「Paris」フランス映画だ。監督はセドリック・クラピッシュ。 パリに暮らす人たちの人生模様って言ってしまえば簡単なのだけど、この街の人はおしなべて孤独だ。 孤独ゆえに男も女も愛を求める。 (この映画を見ながら、かつて映画評論家の淀川長治さんが、「ヨーロッパの人たちはエロスとしての「愛」を徹底的に求め、それを問題とする」と書いていたことを思い出していた。だから男も女もいい感じで枯れたりなんかしないのだ……) ジュリエット・ビノッシュがいい。かつての「汚れた血」や「存在の耐えられない軽さ」の時の輝くような若さはすでに無いが、若さのかわりに陰影をました美しさが加わった。そのジュリエット・ビノッシュ扮するシングルマザーのエリーズが、心臓病でダンサーとしての道を断念し、成功の確立の低い心臓移植手術を待っている弟に言うことばがある。 (思い出しながらなので正確ではありません) 「ねえ、あなた今日笑った?」 「いいや…」 「人間は一日のうちに、子どもだったら400回、大人だったら15回笑うそうよ。あなた、15回笑った?」 この映画でもっとも記憶に残ったことばだ。 して、 わたしは、 今日はたぶん30回は笑ったと思う。 このブログを読んでくださっているあなたは? あと借りた2本のDVDは何って? あは、 それは、内緒。 あまりにも乙女チックでとても申し上げられません。
by fragie777
| 2010-04-25 21:28
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Comments(2)
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haru
at 2010-04-25 23:04
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この花を一目みたときに女体を思い浮かべていたので
エロスの話が出てきて驚きましたww 人はどうして愛を求めるのでしょうか わたしにとって愛とは そこにあるもの だと思っていますが 死ぬまでに見つけるもの でもあると思っていて わたしはまだ 愛する人を見つけられないでいます エロスなんて関係のない愛も存在するでしょう きっと それでもわたしは愛とエロスを切り離してなんて 考えられません 何回笑った? わたしはきっと20回くらい そして2回 泣きました 一番最近観た映画は人間失格 あれは愛を探す話 ですかね?
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fragie777 at 2010-04-27 08:39
haruさま。
コメントをありがとうございます。 『人間失格』わたしも観ました。 中原中也役の森田剛クンにちょっと笑ってしまいました。 生田斗真クンは熱演していましたが、映画の出来はいまひとつでした。 (yamaoka)
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