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3月13日(土)
なんだか昨日からでずっぱりで疲れてしまい、ブログも書かずにぼおーっといままでしていた。 誰だってテンションがぐっと下がって、いろんなことがうまくいかないように思えてめそめそしたくなることがあるでしょう? いまのわたしがそう。 ええっ、めそめそなんていう可憐なことばはタフなyamaokaには似合わないって。 フン、大きなお世話さ。 人間を長くやっていると人間であることに疲れてしまって、そうかと言っていまさら鶏にチェンジするわけにもいかないし、のろのろと身につけていたピアスをはずしついでにブレスレットもはずし、人間という装置もはずしたいけどそういわけにはいかず、…… しからば コケコッコー!って鳴いてみた。 コケコッコー、コケコッコー! (どうしたの?)って言う顔をしてそばにいる人間がわたしを見る。 そんな目をしたって平気だもんね。 コケコッコー、コケコッコー! わたし、すまして鳴く…。 これがわたしのめそめそ……。 文句ある?! 地下鉄神保町の駅をでて見上げた今日の風景。 「すげーいい天気!」と感服するほどの天気になった。 今日は現代俳句協会青年部が主催するシンポジウムがあり、ふらんす堂も後援をしているのでPさんと行く。(Pさんは販売のため。) また、今日は俳誌「花暦」(舘岡沙緻氏主宰)の12周年をお祝いする会もあり、そちらは愛さんが出席する。 「シンポジウム」は、「『俳句以後』の世界」というタイトルで第一部と第二部にわかれていて、第一部は「俳句史概観」で「俳句のはじまり」を橋本直さんが、「俳句の終わり」を宇井十間さんが論考発表し、第二部は「俳句以後の作家たち」と題して、パネルディスカッション。パネリストは、池田澄子、岸本尚毅、鴇田智哉、四ツ谷龍の各氏で司会が宇井十間さん。 パネリストのみなさんのお話はとても興味ふかく面白かったけれど、「俳句以後」の作家という意識をもって語っているのはおそらくパネリストのみなさんのなかにはお一人もおらず、この「俳句以後」という認識を定着させようとしているのは宇井さんお一人のような気がした。というか、わたしは、「俳句以後」という定義がいまだもってよく分からんのです。 今日の「増殖する歳時記」は、今井肖子さんによって、河野美奇句集『人のこころに』より。 大川のうたかたはじけ蝶となる ああ、蝶々ってこんな風に生まれてくることもあるかもしれない。 川のきらめきも見え、菜の花が川辺に咲いていたりして飛び交う蝶も何もかもまぶしい。
by fragie777
| 2010-03-13 23:14
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