3月12日
春風の吹く一日。花粉症のひとはつらいだろうなあ。
午後から仕事をする。いつもにぎやかなふらんす堂が、ひっそりとしていて淋しい。目の前に積まれたゲラや本などが妙にリアルな存在となって私に迫って来るようで、いやだなあ、休みの日は仕事なんかするべきじゃないってつくづくと思う。
5月にはいったらちょっとまとまった休日をとりたいと思っているので、そう今は少し頑張って、スタッフに迷惑かけないようにしておかないと。
「河津聖恵さんを祝う会」のサイトの作成をすこしずつすすめておきたいと思う。
河津さん、無事に京都に帰られたかしら。
昨日のお祝いの会で思わぬ方に作品をいただけたのは嬉しかった。いつも俳句の会などではお目にかかる、毎日新聞学芸部の酒井佐忠さんと読売新聞文化部の小屋敷晶子さんのお二人である。酒井さんは予定があって出席はかなわなかったが、詩の作品を送って下さった。(会では私が朗読させていただきました)小屋敷さんからは、「折句」といって河津聖恵さんの名を折り込んだ4行からなる作品をいただいた。こんな素晴らしい技をおふたりがもっておられることも、この会がなければ知ることも出来なかったかもしれない。もちろんお二人の作品もサイトにアップさせていただく予定。(山岡喜美子)