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7月24日
落花生の花。 目覚めれば、どしゃぶりの雨である。 (まいったなあ……) 今日は朝から支払い日のため、銀行、信用金庫、郵便局などなどを回らなくてならないのだ。すこし歩いてもずぶぬれになってしまうような勢いである。 (ヨシッ) と、出かけるにあたって私は心を決めた。 濡れてもよいようにちょっと短めなパンツ(すぐ乾きそうな)にして、ヒールが高くなっているパンプスをはいた。日頃はペッタンコの靴をはいているので、ちょっとこれをはくと、目線がだいぶ高くなり人を見下ろす感がでて、偉そうなオバサンになる。足下に激流のごとく流れる水を見ながら、わたしはにんまりし、 「ざまあご覧あそばせ!」 と言ってやるつもりだった。 もう今日はこれでいくぞ、と覚悟をきめて、バシャバシャ雨のふるなかを仕事場についたそのあとわずかで、雨はやみ日差しが照ってきたのである。 わたしは雨傘ではなく日傘をさして、仙川商店街を少し前のめりになりながら闊歩することになったわけである。 いまこのブログを書きはじめたらふたたび雨が降り出した。雨音が夕暮れの仙川の町を響かせるほどの勢いである。 (ああ、もう、ヤレヤレである) しかし、良いこともあった。 スタッフの愛さんの田舎(北海道)から、すこぶるおいしいメロンが送られてきたのだ。愛さんのお母さんがたくさん送ってくださったのだ。みんなでおやつの時間に食べてそれでもまだあるので、家にそれぞれが持ち帰ることになった。いっしょに送られてきた赤いトマトのおまけつきである。 今日の船団ホームページの今日の一句は、宮沢ゆう子さんの句集『碧玉』より。 河童忌のうかと日焼けの鼻の先 「こうした自嘲・自虐は線が太くて気持ちいい。いかにもおおらかな諧謔だ」と塩見恵介さん。 毎日新聞の坪内稔典さんによる「季節のたより」では、児玉硝子さんの句集『青葉同心』より。 大阪や笑える人と橋涼し 「田中裕明賞」のことを各メディアにお知らせしたのであるが、毎日新聞の記者の大井さんや共同通信社の記者の鈴木さんや大阪読売の記者の待田さんから連絡をいただく。それぞれ、「田中裕明賞」のことを心にとめてくださり、うれしいことである。共同通信では記事を配信してくださるということ、毎日新聞でもなんらかのかたちでお知らせくださるということなど、少しずつでもこの「田中裕明賞」のことを知ってもらえるようになればと思う次第である。
by fragie777
| 2009-07-24 18:35
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