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4月25日(土)
朝ひさしぶりでラジオのFMをつけたらなつかしいピーター・バラカンの声だ。 あいかわらず音楽や映画へのそのマニアックにしてスマートな語り口は健在だ。 (ああ、いいな…) 最近の映画音楽につかわれたというバナナの葉を楽器にした音楽を紹介していた。 「はっぱ」というタイトルの音楽は人間の五臓六腑とダイレクトに共鳴しあうような気持ちのよい音を奏でていた。 今日は一日中雨降りだった。 今日も朝から夕方に出かけるまでDVDづけの時間をすごす。 ずうっと見続けていて昼御飯をたべるのを忘れた…。 ある外国語のものを見続けているのだが、どうしたことか最近ぼおっとしていて聞こえてくる日本語の会話がたとえばそれは電車のなかだったりするのだが、日本語に聞こえずその外国語の言葉に聞こえてくるようなった。 つまり日本語が聞き取れないのである。 かなりやばい…。 本の世界などでもそうだけれど、入り込んでしまうとわたしは現実とその非現実の世界が転倒してしまって、どっちが現実だかわかんなくなってしまうようなことがある。 しかし、今日は夕方から現世の仕事がひとつ待っている。 だから、もうひとつの世界からこっちの世界に戻ってこないといけないのだ。 雨音を確認することで現実世界がわたしを呼びいれる。 (ああ、雨か…、今日は出かけるのだよ…)っていう具合に…。 ということで、わたしは出かける時間までにはyamaokaの顔を取り戻し、美しく(?)武装して会場へと向かった。 有楽町にある東京會舘で俳誌「港」(大牧広主宰)の20周年のお祝いの会がある。 大牧広氏は、今年現代俳句協会賞を受賞されその祝賀会はいっそう華やかなものとなった。 「鏡割り」のために壇上で用意をする大牧主宰と来賓のみなさま。 帰りはほっとしたせいか、電車をまちがえて反対方向にのってしまった。(よくわたしはやりますが…) 俳人の橋本直さんからメールをいただいた。 24日のこのブログの写真のことについてである。 「余計なことかと思いつつ、気になったのでメールさし上げました。 ブログの4月22日(水)の写真、ウスバカゲロウではなくて、ミカドガガンボのような気がします。 (日本最大級のガガンボらしいです)」 ありがたいご指摘である。 間違った情報はいけない。 橋本さま、ありがとうございました。 さてと、ブログも書いたしこれからまたふたたび、もう一つの現実へと向かいます。 それでは、皆さまごきげんよう。
by fragie777
| 2009-04-25 22:15
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