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4月27日(日)
もうあと少しすると子どもの日。 つねづね思うのであるが、子どもであると思っていた自分が、ふっと、ああ、もう子どもじゃないんだ、って思う、そういう体験をだれもがするものなんだろうか…。 そりゃ、電車の切符が大人料金なったとか、お酒をのんでよくなったとか、外的な規制によって、「大人」という上着を着せられて最初はちょっと大きいように感じていたそれが、だんだん身の丈にあってくる、そういうことはあるけれど…。 あるなにかの契機によって、「大人である」ことを、いや「もう子どもではない」ということをふかぶかと感じてしまう…。 そういうことってあるにはある。 しかし、大人になるっていうことは、子どもをやめることじゃない。 10年前の子どもは、昨日の子どもだ。あるいは一秒前の子どもだ。 目の前で笑う子どもにつながっていくわたしという子ども。 わたしなんて、わたしのなかにおさげの少女を飼っていて、わたし以上に活発で溌剌としている。 (も、もちろん外側は立派(?)な正真正銘のおばさんですが…) あたたかな日ざし、緑の風 明るい笑い声。その少女をおもうと、わたしの心は豊かになる。 「昼寝の国の人」をアップ。 今回は歌人の永田紅さん。 アップされた原稿をふたたび読む。 丹念に全句集と向き合った歌人の一途な読みをたどっていく。 しんとした静かな悲しみがこころに残る。
by fragie777
| 2008-04-27 22:55
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