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4月2日(火)
桜さく今の季節は、なにかにせかれるような思いになる。 「今週はごめん、早退の日がつづくけど、許してね」 とみんなに言って、5時まえには仕事場を出て、いま戻ったところである。 さあ 行きましょう 顔をなくし 名前をなくし 忘れられるために 出ていくのです。 ある芝居の一節が、こころのなかでリフレインする。 さて、アメリカ旅行に行っていたスタッフの律子さんが無事に帰還し、元気な姿をみせる。 「ああ、ひさしぶり! どうでした?旅行は…」 とみんなが嬉しそうな声をあげる。 なんていったって、ふらんす堂のお母さん的存在の律子さんのことをみんな大好きなのである。 旅行中も「大丈夫かな、元気してるかしら…」 なんて、心配していたんだから… 「楽しかったあ、おかげさまで…。でも、ひとつ心配だったのお。わたしの仕事机がなくなってしまうんじゃないかって…。ああ! あった。良かった!」 と、あの明るい笑顔にふれて、わたしたちもやっと一安心したという次第。 一方、旅行ブームのふらんす堂は、カトさん一家が北海道まで鉄道の旅(ダンナがなんと言ったって鉄道マニア)をしてきて、カトさんは今朝旅先からふらんす堂へ直行というハードスケジュール。 新幹線が遅れに遅れて、お昼近くの出社となってしまった。 旭山動物園に行ったときの写真を昼休みに公開してくれたのだが、わたしも一緒にのぞきこみ、ペンギンの可愛さにうっとり。 旅行といえば、「子どもの一句」を連載してくださっている俳人の高田正子さんは、いまフランスのパリにいる。仕事でパリにいくご主人に付き添って、遊びにいかれるとのこと。 二人の娘さんもいっしょに、いまごろは、パリの街を娘さんたちと闊歩されているんではないかしら…。それは正直とても羨ましい。
by fragie777
| 2008-04-03 00:35
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