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2月21日(木)
写真は近未来都市の模型。 ではなくて、これはウインドウズパソコンの中身。 マザーボードと呼ばれるもので、昨日パソコンの修理のために来社したNECの修理屋さんが持っていくというそれを、あまりなかなか見る機会もないので「あらっ、ちょっと撮らせて」と言って写真におさめる。 なかなか美しいでしょう。 こんな風になってますの、中身は。しかもマザーボードとは、直訳すれば「母なる板」。現代最新頭脳機器たるコンピュータにも、「母」がひそんでいたとは、おそるべしかな「お母さん」ですね。だから、みんなお母さんの言うことは聞かなくちゃダメですってば! ふらんす堂の「オンラインショップ」(があるなんて、なんというかふらんす堂もいっぱし!)のベストランキングは、今日リエさんに確認したところ、週二回集計しているということである。取り次ぎ店への品出しが二回あり、それをもとにランクづけをしているということ。いまさならながらそれを知ったわたし、「す、すっごいじゃん!」。 ちなみに、いまみてみると1位、後藤比奈夫著『心の小窓』(けっこう慎重なわたしが、めずらしく再版を勇断して成功。)2位 岡本眸句集『午後の椅子』ダブル受賞ということもあって、強い。3位 『池田澄子句集』(現代俳句文庫)この句集には池田さんの代表句がずいぶん収録されていて、しかもエッセイもとてもいい。キューリー夫人の話はわたしには忘れられない一節だ。4位 小澤實著『万太郎の一句』 5位 櫂未知子著『食の一句』ともにいつも健闘してくれてます。 新刊では、俳誌「鴻」(増成栗人主宰)の同人である伊東美鈴さんの句集句集『歩幅』が出来上がってくる。この句集は同人なかまの後藤兼志さんのこころづくしの装幀とレイアウトによって出来上がったものであり、主宰の増成栗人氏の序文も懇切である。伊東美鈴さんは、大阪生まれ、大阪育ち、ご結婚後もずっと大阪、というきっすいの浪速っ子でいらっしゃるとのこと。「利休寺の雪の浄土となりにけり」「がら空きの地下鉄に乗り星祭」。 「船団」ホームページ「今日の一句」は、昨日今日とふらんす堂の句集。昨日はこの執筆者塩見恵介さんみずからの句集『泉こぽ』の作品を塩見さんがかわいらしくユーモアを交えて紹介されていた。「球春や青春いつも雲ひとつ」「球春」は、塩見さんが開拓した新季語とのこと。 そして今日は田口風子さんの句集『朱泥の笛』より。「嫁ぐ娘の何か言ひかけ花ミモザ」。「花ミモザ」の季語の斡旋が抜群であると塩見さん。「ミモザの花」は、もうすこしすると咲きますね。わたしは貴婦人のごときすばらしいミモザを知っている。今年も会うつもり。ちなみにここに詠われている「娘」は、俳人の田口茉於さん。やはりふらんす堂から、句集『はじまりの音』を刊行されている。 今日はすべての刊行句集をオンラインショップとリンクさせてみた。 いつのまにかこんな充実したオンラインショップができあがっていたなんて、それにいまさら驚くわたしは、呑気すぎるのかしらん。
by fragie777
| 2008-02-21 20:13
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