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1月26日(土)
梅の花を晴れやかなこころでみあげるといっそうこころが晴れ晴れとしてくる。 今日は俳人協会賞の発表があり、ふらんす堂の刊行句集三冊が俳人協会新人賞を受賞した。 佐藤郁良さん句集『海図』 白濱一羊さん句集『喝采』 井越芳子さん句集『鳥の重さ』 三人の皆さまおめでとうございます。 また、ほかにもふらんす堂で刊行させていただいた句集五冊がこのたびの新人賞の対象になっていましたが、その方たちの句集もたいへん力ある質の高いものばかりだったので、どの方が受賞されても不思議はなかったと思います。 協会賞本賞は、今瀬剛一さんと大嶽青児さん。評論賞は小澤實さん、評論新人賞は高柳克弘さん。高柳さんの受賞はご本人だけでなく、受賞の評論集を刊行のために尽力された「俳句研究」の石井隆司さんとその編集スタッフの皆さんの喜びもひとしおのことと思う。 受賞をされた 皆さま、おめでとうございます。こころよりお祝いを申し上げます。 わたしの家には、二匹の猫がいる。 人間のことばを理解し、わたしたちの会話に加わっても来、人間を識別する能力にもたけた「人間」のような猫、と、白い身体をもち青い目をして、誰にでもしなやかに抱かれるけれど誰のものにもならず、するりと人間のうでから飛び去ってしまう「風」のような猫と。 この二匹がどうじに体調をくずし、今日は病院へ連れて行った。 おお騒ぎをしてどうにか診療をおえ、薬を調合してもらっているところで携帯に電話があったことを知る。みれば高柳克弘さんからだ。(きっと受賞されたのね!)いそいで連絡をとってみるとやはり評論新人賞を受賞されたという。じつは昨日の角川書店の新年会でおめにかかったとき、「受賞したら絶対教えてね」ってわたしが言ったものだから、律儀で礼儀ただしい高柳さんがきちんと連絡をしてくださったのだ。「ああ、良かったですねえ…、おめでとう」。 診療をおえてぐったりしている猫たちに向かって「高柳さん、受賞したんだよ。良かったね」と、報告したのであった。 (猫好きの高柳さんはわが家の猫たちのことはよく知っているのである。そして、わが家の猫たちのことをとても可愛いと思ってくださっているのである……と親バカなわたしは勝手におもっているのである) 高柳さん、ヤマト(♀)と日向子(♀)がこころから「おめでとうございます」と言っておりました。 今日は猫たちにふりまわされた一日となりふらんす堂で刊行された方たちの受賞をしらず、仕事場で知ったのはもうずっと遅くなってからであった。
by fragie777
| 2008-01-26 23:08
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