11月17日(金)
昨日のわたしのこころはウインドウズXP氏のものであったが、今日のわたしのこころははマックG4氏のものとなった。なんという移り気なわ・た・し。などとおバカなことを言ってられないほど、じつは私の仕事は差し迫っているのである。今日引き続きとりかかるつもりであった「季語別鈴木鷹夫句集」のデータづくりに1分たりとも時間をさくことができなかったのである。こころはつねにそのことで迫られながら、そこに近づくことのできない辛さ、まるで永遠に得ることのできない恋人への思いのように切ない…。などとふたたびつまらないことを言ってないで、ひたすらやるしかないのである。しかし、今日はもう疲れた。マダム君嶋ではないがお腹もすいた。わたしだって「あんかけ焼きそば」を食べたい……。もう仕事場には誰もいない。
このところ、スタッフたちは体調をくずしている人が多く、いつも元気な加藤泰子がめずらしくお腹をこわしたらしい。本人は「風邪らしい」と言っているのであるが、わたしは「食べ過ぎ」とふんでいる。「どう?」って聞くとしおらしい様子をして、「なんだかまだ調子が悪くて…」と言うのであるが、様子を見ていると誰よりも元気によくしゃべっている。よくよくおしゃべりを聞いていると、昨夜「ビビンバ」を食べ、ボージョレヌーボーをダンナと二人でガンガン飲んだらしい。(それじゃお腹こわすよ、加藤さん!)中井愛もこの一週間体調がすぐれず、こちらは声に力なく顔色も悪い。お客さまも多かったので頑張って出て来て仕事をしていたが、どこか辛そうである。私が加藤泰子につっこんでいるのをそばで笑いながら聞いている。松田聡子も体調を崩して今週は休みがちだった。そんな時たよりになるのは川口である。本来今日はお休みのはずだったのであるが、休みを返上して代送を頑張ってくれた。(ホントは韓国ドラマをゆっくりと堪能する日だったんじゃなくて? 川口さん)元気なのは渡邊真紀と私。
わたしは毎月一回整体をうけているのであるが、その整体の先生から「山岡さん、本来なら風邪をひいてもいいような身体ですが、丹田に力があるから大丈夫です」と言われたのである。しかもいつ行っても「丹田に力がある」って言われるのだ。喜ぶべきかもしれないのだが、なんだかいやよね、女として色気がないみたいで…。「ガッツだけはありまっせ」って言ってるみたいでしょ。楚々として「ああ、なんだか立ちくらみがして…」とよろよろなんてやってみたいけれどきっと誰もうけとめてくれないと思う。だからいいの、丹田パワーでこの苦境を見事に乗りきって見せますわよ!