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10月27日(金)
写真はスェーデンのクリスタルブランド、オレフェスのワイングラス。と偉そうに書いたが、実は最近知ったばかり。先日、伺った宮崎典子邸で、お昼をご馳走になったのであるが、「あなた、ビールかワインどちらがよろしい?」と聞かれ、「いや、仕事ですから…」といったんは断ったものの、「そんなこと言わずにいっしょに飲みましょ」と言われ、「では白ワインを」と希望したところ、この美しいグラスに注いでくださったのである。わたしがこれまで見たワイングラスのなかでも、これほどの愛らしい美しさのものはおめにかかったことがなく、「オレフェスよ」と言われても、いったいそれがどんなものやら恥ずかしながら知らず、よく冷えた白ワインをそのグラスで味わえば、唇にあたる部分がちょうど良い薄さで、グラスの手触りと重さといい、そうしてこの色使いといい、すっかり魅せられてしまった。「本当に素敵…」と言うと「こういうものに興味のある方だと嬉しいわ。」と宮崎さんは嬉しそうにいい、ワインをふたたび注ぎいれてくださったのだ。(断っておきますが、こういうものとは、ワインではなく、その、あの、あくまでグラスのことです…)写真のピントが甘いのは私が酔っぱらっているせいではありません。念のため。……しかし、やっぱワインおいしかった!! 今日は、山本凉さんの句集『虹の紅』が出来上がって来る。山本さんは、中原道夫氏が主宰する「銀化」の同人で、じつは中原氏が「ふらんす堂句会」の講師をしていたときに、「ふらんす堂句会」へよく参加して下さり、その時のご縁で小社より句集を刊行させていただいたのである。「あとがき」を拝見して、あの評論家の田原聡一朗氏の奥さまで一昨年亡くなった節子夫人と大変親しかったということを知る。同じ高校からともに早稲田大学へ入り、専攻もおなじ部活もいっしょ、俳句作品も読んでもらっていたという。その節子夫人と同じクラスメートであった、宗田安正氏が帯文をよせておられる。そうして序はもちろん中原道夫氏。 今日はこれから、この十月でふらんす堂を辞めていく学生バイトさんの水野晶(ひかる)の歓送会がある。水野さん、これまでご苦労さま。来年はいよいよ社会人。たじろがないで頑張ってね。
by fragie777
| 2006-10-27 19:10
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Comments(2)
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itabashi_1 at 2006-11-08 09:29
始めまして。山本凉さんに広告代理店でお世話になったイタさんこと板橋と申します。『虹の紅』をお贈りくださり、さっそくドキドキ拝読させていただきました。
YAMAOKA さんのブログはさすが素晴らしいですね。私もエキサイトブロガーなので、この感激をエントリーしたところです。ご一読いただければ幸いです。
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fragie777 at 2006-11-09 00:04
itabashiさま いまコメントに気づきました。ごめんなさい。有難うございます。うかがわせていただきます。(Y)
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