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1月12日(金) 旧暦11月26日
正面の矢川緑地の大柳。 いつもわたしをやさしく迎えてくれる。(と勝手に思ってる) 今朝のこと、 コートを着こんでブーツを履いて、家の鍵と車の鍵をコートの右ポケットに入れた。 ドアーの鍵をかけ、さて車に乗り込もうと右ポケットに手を突っ込んだところ、車の鍵がない。 あれっ、 おかしいな。 もう一度右ポケットを探ってみる。 ないな、、、 ああ、そうか玄関の棚に忘れたのか、 と、右ポケットから鍵をとりだし、ドアーを開けて、玄関の棚を見る。 ない。 そうか、居間のテーブルに置いたのかもしれない、 すでにブーツを履いてしまっているじゃないか。 ええい、ままよっ、 ということでブーツのまま上がり込んでテーブルのそばに行って確認したところ、ない。 もう一度、いれたはずの右ポケットに手をいれる。 ない。 今度はコートではないパンツのポケットも探ってみる。 ない。 おかしいな、いったいどこに行ってしまったんだろう。 ブーツを脱いで、二階にあがりパソコン周りを捜してみる。 気持は結構焦っている。 やっぱりない。 どうしよう。。。 もう一度右ポケットに手をつっこむ。 ない。 念のため左ポケットに手を入れてみる。あった! どういうことだ、 しかし、わけがわからん。 何故に右ポケットに入れたはずの鍵が左ポケットにあるのか。 もっとわけがわからないのは、わたし自身である。 さんざん捜すんだったら何故左ポケットを捜さなかったのか。 わたしは左ポケットを憎んでいるのだろうか。 この地球で左ポケットはまるで存在しないかのごとくだった。 左ポケットを無視したわたしへの左ポケットのみごとなる逆襲であった。 ゴメン。 わたしは左ポケットに謝ったのだった。 今日は午後2時半より京王プラザにて俳人協会が主催する「新年の集い」があって伺う。 また、大串章会長のご挨拶のあとには、第24回俳句大賞、第1回新鋭俳句賞、第4回新鋭評論賞の授賞式もある。 受賞者は、以下の方々。(敬称略) 第24回俳句大賞 大場ひろみ (「馬酔木」「花鶏」山形県在住) 第1回新鋭俳句賞 伊藤麻美 (「泉」東京都在住) 同 準賞 涼野海音 (「晨」香川県在住) 第4回新鋭評論賞 鈴木光影 (「沖」東京都在住) ご受賞の皆さま、おめでとうございました。 夕方おもいもかけない嬉しい来客があった。 俳人の村上喜代子さんと兼久ちわきさんである。 村上喜代子さんは、俳誌「いには」の主宰、兼久ちわきさんは俳誌「馬酔木」の同人でおられる。 兼久さんは昨年ふらんす堂より、句集『甘雨』を上梓されたばかりである。 明日の「馬酔木」の俳句大会のため宇部市よりご上京されたということ。 今日はお二人で深大寺で一日を過ごされ、帰りがけにふらんす堂に立ち寄ってくださったのだ。 ふらんす堂を思い出してくださったとは嬉しい限りだ。 おふたりのご関係は?と伺ったところ、 「大学時代の同級生なのよ。わたしたち広大(広島大学)の国語科の出身なんです」 「俳句をはじめたのはわたしが先、彼女にすすめたら俳句なんて、って無視されて」と村上さん。 「だってまだ30代だったから、子育てやいろいろと忙しくて」と兼久さん。兼久さんは学校の先生を定年までされていた。 俳句を始めたらそれはもう夢中になって、と兼久さん。 「じゃ、今日はたくさん俳句が作れましたね?」と伺うと、 「ぜんぜーん。おしゃべりばっかり」と楽しそうに笑うお二人。 学生時代には、休みになると帰省のためにふたりで一緒にローカル線に乗って帰られたということ。 下関にお住まいの村上さんが先におり、それから兼久さんは大分まで。 「青春時代のすばらしい思い出がたくさんありますね」と申し上げると、 「それはもう」とお二人は顔をかがやかせたのだった。 しかし、 こうしてわたしの前にいるお二人は、いまでもまるで女学生のように溌剌として楽しそうだ。 yamaokaは眩しかったです。
by fragie777
| 2018-01-12 19:38
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Comments(2)
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