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1月11日(木) 鏡開き 旧暦11月25日
鴨っておおむね番いか群れているかだが、孤独好きな鴨っているんだろうか。。。 昨日の1月10日は、俳人綾部仁喜氏の忌日である。 2015年に亡くなられてすでに3年が経った。 初夢の死者なかなかに語りけり 仁 喜 さまざまに世を捨てにけり歌かるた 〃 寒風の最も先を歩きけり 〃 以上は、俳人協会賞を受賞の第二句集『樸簡』より。 生前の厳しい俳人の姿を彷彿させる俳句だ。 1月9日付けの讀賣新聞の文化欄で、鷹羽狩行氏のインタビュー記事が掲載されている。 「枯淡拒み常緑の松の志ー句業70年 鷹羽狩行さん思い新たに」というタイトル。 『鷹羽狩行俳句集成』についても触れられている。 抜粋して紹介したい。 (略)同人・会員計1500人を擁する主宰誌「狩」では、昨年12月号で1年後の終刊を発表した。46歳で会社を辞めて俳句専業になったときと同様、「決断は早い方です。今回も切れ味が似ていると思う。潔さでしょうね」。〈落椿われならば急流へ落つ〉初期の代表句にたとえて言う。(略)「『芸は一代』と不死男先生がかねがね言っておられ、それに倣いました」(略) 「伝統を守ることによって新しさをうたってきた誇りがある」と語る。海外俳句の草分けと言われた代表句、〈摩天楼より新緑がパセリほど〉。米ニューヨークの超高層ビルから見下ろした景を詠んだ69年の作品は、「つかみ方が画期的だった」と今も自負している。 新年に第18句集『十八公』(KADOKAWA)を上梓。タイトルは「松」という字を分解してつけた。「句集は背番号でよい」と合理主義を貫きつつ「松の毅然とした姿にあやかりたい」との思いを込めた。帯文に引いたのは72歳の頃の作、〈枯淡などまつぴら色を変へぬ松〉。「私の信条を表した志のある句ではないかと思ってます」 なお、『鷹羽狩行俳句集成』は、価格の高さにもかかわらずよく売れて、すでに在庫が30冊を切った。 鷹羽先生ご自身も「こんなに売れるとは……」と驚かれている。 目下、「ふらんす堂通信」編集真っ只中。 「コラムのテーマ、何?」 「何にしましょうか。」 「去年は、漢字一文字で抱負を語るっていうんだったよねえ」 「そうそう、文己さんは健康の「健」だったけど、どうだった?」 「今ひとつでした。歯医者に行ったり風邪をひいたり、体調をくずしたり」 わたしは何だったかなあ。 おおそうだ、そうだ、「幻」だった。 あはっ。 ヴィジョンなんてどっかにいっちまって、目先のことで悪戦苦闘の日々だったなあ。 まっ、そんなものよ、どうにか新年を迎えられたんだからヨシとしよう。 「今年は何にしようか」 「決めた! 今年は◯◯で行こう!」とPさん。 と、いうことで今回のコラムは◯◯で決まった。 お楽しみに。。。。
by fragie777
| 2018-01-11 19:41
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