カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
画像一覧
|
10月11日(水) 旧暦8月22日
夕顔を咲かせている家があった。 「夕顔」は夏の季語であるが、こうしてまだ咲いている。 「ふっと不気味に思えるときがあるんですよ」ってその家の主(あるじ)は言った。 淋しくもまた夕顔のさかりかな 夏目漱石 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、小野あらた句集『毫』より。 十月や昨日と同じシャツを着る 小野あらた 10月だから昨日と同じシャツを着てももう汗臭くない、というのだろうか。単純すぎる気がするが、「秋の蝶草に隠れるほどの川」「触れ合はぬ距離に糸瓜の垂れてをり」などの句もあり、一見して単純なものに何かを見つけよう、としているらしい。単純は意図的なのだ。作者は1993年生まれ、句集「毫」から引いた。 お知らせです。 明日はほぼ一日、わたしたちふらんす堂のスタッフは出かけます。 留守になりますが、午前9時から午後5時までパートさんがおります。 電話対応はできますが、お急ぎでない方は、明後日にお電話をくださいませ。 パートさんが一人の時もありそういう場合、二つ電話がなってもでられないこともあります。 ご承知ください。 急いでおられる方は、お電話をくださってもかまいませんが、わたしたちから折り返すまで少し時間をいただくことになります。 明日わたしたちは長野へ研修にでかけるのである。 いったい、何の研修かと。。。。 印刷屋さん見学なのである。 ふらんす堂と取引のある日本ハイコム株式会社という印刷屋さんより工場見学のお誘いを受けていたのであるが、「あら、いいわねえ」などと言いながらも、そのままになっていたのところ、いよいよ熱心なるお誘いを営業マンの窪田さんを通して社長さんよりいただき、「それではいっそ、みんなで伺いましょう」ということになったのである。みんなでと言っても総勢4人である。yamaokaとPさんと緑さんと文己さん。 長野はきっと紅葉の季節であるから、熱心に工場見学をするわたしたちの目に美しい紅葉が映りうっとりとしてもそれややむをえないことである。 あるいは長野の澄み切った山河の空気をわたしたちが楽しんだとしても、それはわたしたちの罪ではない。 いつもは仕事場の狭い空間に閉じ込められて仕事をしているわたしたちが、広やかな自然のなかで十分に手足をのばしてうきうきしてしまったとしても仕方のないこと。 朝早い梓2号に乗って、駅弁を食べながら2時間半ほど電車に揺られて、ああいまから駅弁が楽しみ、そうして印刷会社の皆さんの働く姿を拝見し印刷のシステムなどを改めて勉強してきます。製本屋さんにも伺うことになっているので、常日ごろよりいろいろと注文の多くて製本屋さん泣かせであるわたしたちであるので、きちんとご挨拶をして来るつもり。 ますます良き仕事をして貰うためにも心の交流をはかってきます。 ふらんす堂の本は、そういう方々によって支えられ作られているのである。 写真もたくさん撮ってきて、ご紹介しちゃいますね。 明日、お天気はどうなるのかしら。。。 わたしたちが行くのだから長野だけでも晴れて欲しいな。
by fragie777
| 2017-10-11 19:24
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||