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4月22日(土) 旧暦3月26日
今日は雨降りの寒い一日となった。 久しぶりで俳人の石田郷子さんが暮す名栗に遊びに行った。 今日はいたるところにこの山吹が咲いていた。 今日のような寒い日でも川べりでキャンプをしている家族を結構見かけた。 石を探して、 投げているのである。 わたしは橋の上から見ていたのであるが、 子どもが川に向かって石を投げるという行為が、人間が二足歩行をするようになった時代から変わらずにある原初的なシンプルな遊びの風景であるように思えて、思わず眺めていたのだった。 遠い日の思い出が呼び起こされる。。。。 しばらく歩いていくと、 面白いものに出会った。 「雉よ! シイー…」 人差し指を口にあてながら、誰かが言った。 確かに雉!。 しばらくついていくことにした。 わたしたちが歩みを速めると、雉も速くなる。 わたしたちの気配は十分察知しているようだ。 しかし、 距離は縮まることはない。 この道がおわるころ、 ぐるりと左に向きをかえて、人家の庭に入っていった。 わたしは、後をつける。 と言う風にこちらを向くと、さっさと草叢に消えて行ったのだった。 言葉の喧騒を離れて、 のんびりとしたよき休日であった。 スタッフのpさんは、休日を返上して、現代俳句協会青年部の主催する勉強会へ出席する。 ご苦労さま。 全体が4部形式になっていて、一部は、小津夜景句集『フラワーズ・カンフー』について、四部は、田島健一句集『ただならぬぽ』についてであるということだ。(二部、三部について聞きそびれてしまった。ごめんなさい。) 来週にでもきっと報告があると思う。
by fragie777
| 2017-04-22 23:59
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