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2月22日(水) 旧暦1月26日
最近の景色であるが、やはりどことなく春の感じ。 緑色のところには犬ふぐりや花なずながびっしり咲いている。 こういう景色、嫌いじゃないなあ。。。。。 ふらんす堂のメインバンクは、っていうほどの会社ではないのだけれど、一応のメインバンクは芝信用金庫である。 信用金庫っていうのがいいでしょ。 仙川商店街の端っこにあって、農業をやっている土地持ちのおじさまやおばさまがメインのお客さんらしくなんとなく長閑な信用金庫である。仙川のまわりはまだ沢山の畑があるのである。 わたしは声をかけられたことも行ったこともないのだけれど、一年に一度はお得意さまと泊まりがけ旅行などもあるようだ。 それでも長いお付き合いをしているせいか、ちいさなふらんす堂にもいろいろと親切である。 今日も用があって窓口に行った。 用事を終えて戻って30分くらいしたら、芝信から電話が入った。 「先ほど窓口にいらした時に、印鑑とカメラをお忘れになりませんでしたか? 」 「あらまっ、」とわたしは持っていった袋をゴソゴソしたところ、どうやらない。 「すみませ~ん。あとで貰いに行きます」 「こちらもすぐに気づかなくて申し訳ございませんでした」と丁寧な対応である。 そして、わたしはすっかりそのことを忘れた。 5時近くなって再び芝信から電話が入る。 「ごめんなさ~い。すぐに行きます」とわたしはカメラと印鑑を受け取りに向かったのだった。 顔を覚えて貰っているのですぐにそれらを受け取って仕事場に戻った。 机に向かっているときに、カメラしか手にしていないことに気づいた。 「あらあ! いやだあ! カメラしかない! さっきまでハンコを持ってたのにい!」わたしは叫んで大慌てである。 印鑑は大事な銀行印。商店街を歩いて来るときに落としたのだろうか。 「そういう時はですね、来た道をもういっぺん戻るのがいいんですよ。」とスタッフも慌てている。 「そ、そうよね、どこで落としたんだろう?」 わたしは下駄箱の扉を開けて、靴をとりだそうとした。 あら、あるじゃない! ブーツの横に印鑑入れに入った印鑑が静かに横たわっていた。 「あったあ! ここに。でも、どうして?」 あとはもう、スタッフたちのほっとしたような呆れたような顔があるのみ。 芝信さんが親切だっていうことを書こうと思って結局、じぶんの粗忽さを書くことになってしまった。 自慢じゃないけど、わたしの人生こんなことの繰り返しばっかりよ。 (先日通帳とキャッシュカードを引き落とし機に忘れたのは違う銀行である。あそこは大手銀行なのね。まったくどこにでも大事なものを忘れるyamaokaである) 今に痛い目に遭う、って心の底から思っている。。。。 これは、スタッフよりのおみやげ。 先週末に飛騨高山に旅行に行ってきたとのこと。 雪の白川郷を体験してきたということで、「とても良かったです」とスタッフ。 富山にも行ったということで、富山の薬は有名であるが、これはのど飴。 「反魂丹(はんごんたん)」とは、胃腸などに聞くむかしからの有名な薬らしい。 池田屋という有名なお店でわたしたちひとりづつに買ってきてくれた。 きれいに畳まれていて、こんな風に開いていく。 舐めるのがもったいないような飴であるが、一粒口に入れてみた。 やさしい甘さである。 美味しい。。 開いてみると「反魂丹」の由来が記されていた。 こういう昔ながらのものはいいなあ、醸し出す雰囲気がいいのである。 と思いつつ、ふらんす堂の本もこういう雰囲気のある本でありたいと願っているのだけど。 わたしの思いが伝わるかなあ。。。。 そうそう、そのスタッフさんが、この旅行のことを「ふらんす堂の放課後」で少し紹介してます。 ふらんす堂の愛されスタッフさんのブログを是非に読んでくださいまし。
by fragie777
| 2017-02-22 18:58
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Comments(2)
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