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2月16日(水) 旧暦1月20日
スペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリアの地下礼拝堂より上を見上げる。 天井の隙間を通して上の明るい礼拝堂がみえる。 この礼拝堂はガウディの建築ではなく初代建築家フランシスコ・ビリャールによるものである。 建築費がかさみ経済的に立ちゆかなくなって、ガウディが引き受けたのだと説明された。 ガウディによる風と光の礼拝堂を通ってこの地下に降りてくると、やはり従来のカトリック教会さながらの暗く抹香臭く(ごめんなさい)蝋燭の匂いに満ちた教会堂であることがわかる。重くれた空気に満ちている。ガウディが建築を引き継がなかったなら、きっとあのも度肝を抜くような、そしてカトリック教会のこれまでのイメージを一新するような教会堂は建てられなかっただろう、と改めて思ったのだった。 その地下礼拝堂にガウディは眠っている。 教会に隣接するかたちで、教会付付属学校の建物がある。 これは1936年に移築されて再建されたもの。 1908から1909年にかけてサクラダ・ファミリアで働く近くの労働者の子どもたちの為に建てられ、1980年代まで機能していたのであるが、子どもの数によって閉鎖されたということ。 この波打った屋根は、その多くを自然のものからインスピレーションをうけたというガウディの、葉っぱからのインスピレーションによるものであるという。 サグラダ・ファミリアについては、興味がつきることがない。 走っているタクシーより写した教会。 動き、生きている教会だ。 さて、わたしの家の画面が真っ白くなってしまったパソコンであるが、どうやらハードディスクの問題ではなく、ディスプレイ(画面)がやられてしまったということである。 ハードディスクの故障でなくてまずはホッとした。 最近バックアップをとっておかなかったので、ハードディスクがやられてしまったとしたら、かなりのデータを諦めなくてはならなかった。 そうでないことがわかってわたしは(助かった!!)と心から叫んだのである。 仕事場では、わたし以外の有能なスタッフ達が、バックアップをかならずしている。 わたしだけよ、足を引っ張っているのは。。。。 データが失われなかったこと、本当に有り難い。 昨晩、寝る前に神さまにお祈りしたカイがあったというものだわ。。。 今日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、佐藤理江歌集『あったこともない人々』より。 はたはたの骨かみ砕く理由にはお前のこともあるのだ息子 秋田名物ハタハタ。ここでは干物を焙って食べているのだろう。息子のことを考えると、つい硬い骨を噛み砕いてしまっている。いろいろあるだろうが、親はいつも君のことを考えているのだぞ、息子。歌集『あったこともない人々』から。 ようくわかるわ、この気持。 だけど、仕事に夢中になっているyamaokaであるので、息子のことを最近はとんと考えていない。(忘れ去っているわけでもない) でも、思い出すときがある。 わが家の居間の壁がいちぶへっこんでいるのだけど、その壁の刻印に目がいくときかな。。。。。 反抗期の栄光の印である。
by fragie777
| 2017-02-16 19:23
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