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10月31日(月) 旧暦10月1日
ほかにもいろんな戦士がいるので、興味のある方で新宿に行く方は、是非に。 このところ大きなミスもなく(と本人は思っているのだが)平穏に仕事をしてきたyamaokaだったが、今日はやってしまった。。。 俳人協会主催の「歴代会長展」というのが開催される。今日はそのオープニングのご挨拶もあるので、10時半にまに合わせるべく、大急ぎで俳句文学館へすっ飛んで行った。 5分ほど遅れて、息せき切らして飛びこんだところ、いやに静かだ。 ちょうど染谷秀雄事務局長と井越芳子さんがおられたので、 「あのう、会長展は?」とおそるおそる尋ねたところ、 お二人とも口を揃えて、 「明日からですよ」とにっこり。 ……………。。。。。。 わたしがその場で力尽きてしまったのは言うまでもない。 月曜日の今日はスタッフたちにお給料を払ったり、電話があったりもの凄く忙しい、それらをすっとばすようにかたづけて飛び出して来た。 仙川、新宿間を三歩で(?)またぐようにしてやってきたその疲れがどっと出て重い足どりで引き返したのだった。途中、京王デパートに寄って、スタッフとわたしにプリンをやけ買いした。モンブランプリンと言って季節限定のそれはもう美味しそうなヤツ。おやつの時にみんなで美味しいわねえと言いながら食べた。 送っていただいたご案内を見れば、ちゃんと11月1日からってあるじゃない。 わたしは頭から10月31日って思い込んでいたのだった。 すこし内容を案内すると、 公益社団法人俳人協会五十五周年記念事業の一環として『歴代会長展』を一ヶ月にわたり開催いたします。 歴代会長の関係各地及び各結社の皆様方のご協力により、染筆ならびに愛蔵品などの展示の運びとなりました。 当協会の歴史とともに、歴代会長の輝かしい業績をご覧いただければ幸いです。 とあり、その歴代会長とは、中村草田男、水原秋櫻子、大野林火、安住敦、沢木欽一、松崎鉄之介、鷹羽狩行、の七名の俳人である。 11月の29日まで開催予定。行かれる方は、日にちと時間を間違えないようにお出かけなさいませ。 今日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、和田耕三郎句集『椿、椿』より。 太陽のにこにことして枯野行く 和田耕三郎 子どもの書いたクレヨンの絵のようではないか。太陽がニコニコ笑っているなんて。ところが、「枯野行く」で大人の世界に一変する。きっと子ども心を抱きながら社会に混じっている人なのだ。それだけで大変なこと。句集『椿、椿』から。 今日の「船団の今日の一句」は、岡野泰輔句集『なめらかな世界の肉』より。 この橋を渡れと相撲取りがいふ 岡野泰輔 句集『なめらかな世界の肉』(ふらんす堂)から。「いふ」を「いう」と現代仮名遣いにしたら散文性が強くなってしまう。つまり、この句は「いふ」という歴史的仮名遣いで詩になった。「この橋を渡れ」と相撲取りが「いふ」とき、橋の向こうはおそらく異界なのだ。歴史的仮名遣いを用いる場合はこの泰輔ほどに意識的であってほしい。 今日は午後5時より、一ツ橋にある如水会館にて、俳誌「梛(なぎ)」(永方裕子主宰)の創刊20周年のお祝いの会がある。 スタッフのPさんが出席。 詳細は明日このブログでご報告させていただく。 (さっきラインでPさんより、素晴らしいイケメンのサックス奏者の演奏があって、それがなんとエルビスの「can't help falling in love」とのこと、「死ぬ!」と。) いいな、わたしも聞きたかった。 なかなか素敵な会らしい。
by fragie777
| 2016-10-31 19:21
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