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8月14日(日) 旧暦7月14日
今日は朝から昼までむちゃくちゃ仕事をした。 例の季語チェックをすこしでも多くやる、ということを自分に課したのである。 1000句を目指したのだが、700句どまりとなった。 いろんな問題が出てきて調べながらの作業となるととたんにスピードは落ちる。 仕方ないか。 午後は予定が入っている。 友人で俳人の川島葵さんが、23歳になる愛猫に会わせてくれるというのだ。 23歳とはすごい。 大事に大事に葵さんに飼われているのだ。 が、 その前に新宿御苑に付き合ってもらうことにした。 どうしてって。 ポケモンを捕まえるためよ。 友人が新宿御苑でピカチュウを捕まえたのである。 だからわたしもピカチュウを捕まえたいのである。 葵さんは、ポケモンGOをやらない。 (ただでさえ、ゲームをいろいろとやっているのでこれ以上はヤバイよ、というのが葵さんの弁) わたしが「逃げるなよ!」とか、「おおやったあ!」とか馬鹿みたいに夢中になっているそばで草木の好きな葵さんは写真を撮ったりしてニコニコしている。 考えるとクーラーの効いた部屋でオリンピック中継などを見て過ごせばいいものをなんで好き好んでこの暑い盛りに新宿までポケモンを捕まえにいくのか、子どもならまだしもいい歳の女がね、呆れるでしょ。 笑いたい人は笑うがいいわ。 わたしがポケモンを捕まえてポケモンを見せるとその可愛さに「いいなあ、わたしもやろうかな」って葵さん。 「だめだめ」と理不尽な反対をするyamaokaであった。 昭和天皇の成婚記念として建てられたもの。 「なんと言う花?」と聞くと「シラーだと思う」と葵さん。 草木にめっぽう詳しい葵さんである。 (*註 このお花はシラーではなく、アガパンサスでした。) 「それは擬宝珠(ぎぼし)の花」と葵さん。 左手に白いドレスを身にまとった女子がいるのだ。 わたしは「小豆島オリーブサイダー」を頼み、葵さんはアイスクリーム。 その後、葵さんの住む下北沢に移動して猫に対面する前に腹ごしらえをすることにした。 食事をしながら話しこんでいたら、やややっ、なんと狸の親子が庭に現れた。 真ん中へんに子狸。 外はまっくらで硝子越しなのでなかなか上手く撮れない。 この庭のほんの少し先を井の頭線が走っていて、その音が聞こえてくる。 レストランの人にうかがうと毎晩のように現れて、庭の水をのみ去っていくという。 ポケモン狩に出かけて、狸の親子に出会えるとは予想もしていなかった。 そして、23歳という老嬢のチョビ。 実は嫌がられてしまったのだ。 写真にとるんじゃないわよって。 身体も手足もものすごくしっかりしているチョビだった。 ほかにもビビとリリカの老嬢猫がいるが、彼女等の姿を拝眉することはかなわなかった。 チョビに別れて玄関に出ると、ニヒタという雄の野良猫が餌を頂戴って鳴いている。 葵さんのことが大好きらしい。 「わたしだけでなく誰からも可愛がられているのよ」と葵さんは言うが、腎臓を悪くしてニヒタは倒れてしまったことがあるという。それも葵さんの前で。病院に連れていったのはもちろん葵さんである。 今日は、ポケモンのピカチュウはゲットできなかったが、 狸の親子に出会え、23歳のチョビにも出会えた。 充実した休日となったのである。
by fragie777
| 2016-08-14 23:18
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Comments(3)
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