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2月21日(日) 旧暦1月14日
夕食を食べて家でまったりしていたらブログを書くことを忘れそうになった。 今日は仕事的には書くようなこともないのであるが、毎日書くことを自分に一応義務づけているので、書くわね。 昼間は太極拳の恒例の新年会が新宿住友ビルにある美濃吉で行われた。 季節感ゆたかな京懐石で、すんごくおいしかった! わたしは結構ながい間「楊名時太極拳」をやっているのだが、(これでも師範なの……)わたしの指導をしてくださっている橋口澄子先生は、「楊名時太極拳」の師範のなかでも素晴らしい演舞をする方で有名である。 俳人の深見けん二先生が紹介してくださった方で、深見先生の太極拳の師でもある。 深見先生の句集のなかにはこの橋口先生を詠まれたものや太極拳について詠まれたものが結構収録されている。 太極拳の健康効果についてはいろいろと語られているが、正直わたしはそれについてあまり考えたことはない。 あえて言えば、自分の姿勢の癖がわかるということぐらいかしら。 ただ、わたしにとっての一番の魅力は、稽古の時間は、日常のわたしの時間とまったく違う時間が流れるのだ。いつもと異なる「気」の下に自分の身体を浸すとでも言ったらいいのだろうか、それは体験したものでなくては分からないことだ。 身体のどこにも力を入れず、ひたすらひたすらゆっくりと身体を動かす、左足から右足へあるいはその反対へと重心移動をさせながら、身体を宇宙の気の流れに沿わせるように動かしていくのだ。 身体の細胞ひとつひとつが開かれてそこに新しい気が流れ込んでいくような、そんな心地になるのである。 しかしながら、こんな体感を得るようになったのは、10年くらいやり続けてきたからであると思う。 わたしは結構さぼることの多い生徒ではあるのだけど。。。 そして太極拳をやっていることを長い間内緒にしていたのだけれど、 いやあ、太極拳は結構いいんじゃないか、って思っている。 断っておくが、太極拳は武術である。 演舞しながら、常に敵を意識するところが武術であるなあと思う。 面白いのは攻める武術でなく、守る武術であるということ。 すなわち、敵の力を利用しながら負けない、というものだ。 そういうところもわたしは気に入っている。 きょうの稽古要諦は、高探馬(ガオタンマ)、すなわち高みから敵の陣地をさぐる。というものだった。 橋口澄子先生は非常に厳しい方で、それはもうビシバシとわたしたちの演舞のだめなところをなおす。 緊張の一時間半である。 若々しくて素敵な方だ。 そのあと歌舞伎町の映画館で映画を見た。 シャーロック 忌まわしき花嫁。 テレビドラマ「シャーロック」で話題ととなったベネディクト・カンバーバッチ主演の「シャーロック」が今度は映画となったということで評判である。 しかも現代ではなく、ホームズ本来の1895年のロンドンが舞台のものとしてのシャーロックであるというので、興味津々だった。 で、 結果は、 つまらなかった。 美濃吉で飲んだ白ワインの所為もあったのだろうか、寝た。。。。 脚本に懲りすぎたのではないだろうか。 残念である。
by fragie777
| 2016-02-21 23:08
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Comments(2)
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