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1月4日(月)
わが胸にすむ人ひとり冬の梅 久保田万太郎 今日から仕事始め。 お昼はスタッフ全員と印刷屋さんのYさん(わたしたちはみっちゃんと呼んでいる)を誘って近くのピザ屋さんで食事。 わたしはスパークリングワイン、みっちゃんは生ビール、ほかのスタッフはウーロン茶で乾杯をし、チーズや生ハム、サラダ、パスタ、ピザなどをとりどりに注文して和気藹々と食べた。 わたしと同じ歳のみっちゃんであるが、彼の家にはロザリンという老嬢の猫がいる。その猫が病気になってしまい、もうあと余命いくばくもないということ。 写真をみただけでロザリンには会ったことがないが、わたしたちはみなロザリンのことを心配している。 わたしの左目が昨年の晦日あたりからおかしい。 飛蚊(ひぶん)症かとも思いそのままにしていたら、なんだか蚊の量がふえて色も濃くなってきた。 心配なので、眼科に行った。 いろいろと調べて、男性眼科医は、 「まあ、心配ありませんね。飛蚊症です。◯◯化によるものです。」ときっぱり言った。 ◯◯化ってわかるでしょ。R(アール)化よ、長く人生をやっているとどうしても避けられないR化よ。 「薬はありません。馴れることですね」とすげない。 「ここに飛蚊症のパンフレットがありますから、よく読んでおいてください。」と小さなパンフレットを渡された。 わたしの眼球のなかのゼリー状のものが、収縮しているらしいのだ。 昨日はたっぷりと美しいものをみて、わたしの眼球も潤ったはずなのに。見る量が少ないということか。 今日は検査のため薬で瞳孔を開いたので、小さな文字を見ることができない。 ゲラを見る仕事は断念した。 R化というものは、容赦なくやってくる。 長く人生をやっている方、 ご注意あそばせ。 昨年12月30日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、藺草慶子句集『櫻翳』より。 ふくろふの貌のくるりと悔はあるか 藺草慶子 梟は首を前後にくるっと回すことができる。丸い顔が逆さまになるくらい首をかしげることもできる。この句の前半はその仕草の描写。一転、後半は作者自身への問いかけ。何か重大な選択をしたのだろう。 これは去年の秋の井の頭動物園の梟。 ときには、こんなにもなっちゃう。 !!!!!
by fragie777
| 2016-01-04 18:32
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