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10月3日(土) 水始涸(みずはじめてかる) 旧暦8月21日
「これって一夜茸かしら?」 そばにいた友人が言った。 そばにはもっとキッカイな茸が生えていた。 片山由美子さんの俳句日記は、日々ご多忙のなかにも充実の日々である。 今日はヴェネツィア室内合奏団の演奏会を聴きに行かれたらしい。 芸術の秋だなあ。 わたしの一日は、 そうね、 、、、、、、(5分ほど、今日は何をしたか考えた) ろくなもんじゃなかった。 常日ごろ勤勉さを誇っているyamaokaであるが、 朝寝坊はするし、(夕べ夜更かししたのよ、レンタルビデオを見ててね) だから仕事場ではグースカ寝てばかりいたし(それでも出勤したのよ) 家に帰ってからは携帯ゲームに熱中して呆れられ、 考えるときわめて無為な一日だった。 (yamaoka こんなんじゃだめだぞ)ってブログを書くために二階に上がりながら 自分の胸を打ち叩いた。 でも、きっとブログを書き終えるとまたゲームに熱中しちゃうと思う。 (ちょっとヤバイのよ) ブログを読んでくださっている方々にこれだけの報告じゃ申し訳ないからね、 一句紹介しよう。 今日は、ふらんす堂刊行の岩田由美著『綾子の一句』の10月3日付より。 そののちも鶏頭の花赤からん 綾 子 「母を失ひし人に」と前書がある。母を亡くすのは、ただ悲しいだけでなく、拠り所を失うような侘びしさも伴う。綾子自身も早くに母を亡くした。我がことに引き比べてそのつらさは十分に理解しながら、それでも言う。「その悲しみの後も、鶏頭の花は前と同じに赤いのですよ」と、素朴で、動物のような生命のある鶏頭に、綾子も心慰められたことがあったのだ。季語=鶏頭(秋) いい句だと思う。 今日のわたしが鶏頭の花を目の前にしたら、きっと「しっかりせい!」って鶏頭に叱られているような思いがしたと思う。 でもね、 たまには (ということにしておこう) 無為の一日っていのがあっても いいと思いません?
by fragie777
| 2015-10-03 22:38
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