カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
画像一覧
|
2月16日(月) 旧暦12月28日
「超結社の女性グループの句会で今日は梅園を訪ねる」、と「俳句日記」で片山由美子さんは書いておられるが、今日のこの暖かさで梅はずいぶんと花開いたのではないだろうか。 きっと梅の花を堪能した吟行の会になったのではないかと思う。 ぼんやりしていたんだけど、今週末に結婚式に参列しなくてはならないという予定が入っていた。 そうなのよ。 で、いまどうしようかなって思っているのが、髪のカットをしようかどうしようかっていうこと、 まだカットしてから一ヶ月半くらいなんで、普通なら2ヶ月から3ヶ月しないと美容院には行かないのだけど、結婚式だからね、(わたしが結婚するわけじゃないけどさ)、行くとしたらウイークディに時間つくって行くっきゃないけど、時間とれるかなあ、髪をカットして女前があがるわけじゃないし、いやいや顔の造作が今ひとつなyamaokaが髪型に命かけないでどうする! やっぱ時間つくって行くか。。。。。 今日の毎日新聞の「俳句月評」で櫂未知子さんが、今年度の「俳人協会賞」の本賞と新人賞にふれておられる。抜粋して紹介したい。「粒揃いの『現役』たち」というタイトル。 ほの白く天日すわる代田かな 若井新一 天よりも青きものなし雪卸 〃 俳人協会賞本賞を受賞した若井新一句集『雪形』(角川学芸出版)より。 八海山の「雪形」を見上げつつ米を作って来た人ならではの、一句一句の端正なたたずまいが心に残る。(略)新人賞は、例年以上に粒揃いの印象があった。それは、著者それぞれが置かれている状況をいつくしみつつ作句に励んで来たからなのだろうか。 身じろぎもせぬ寒鯉に傷新た 望月 周 流れ星贈らんと連れ出しにけり 〃 句集『白月』(文学の森)より。句が面白くなりすぎる一歩手前で踏みとどまる技術を、さり気なく身につけているようだ。 卒業す翼持たざる者として 井出野浩貴 黒板を清め夜学の灯を消しぬ 〃 句集『驢馬つれて』(ふらんす堂)より。「知音」同人である著者の、教育の現場にいる人でなければ詠めない控え目な叙情が読者の胸を打つ。 鍵穴のやうな子の耳青胡桃 鶴岡加苗 はぐれたる安堵のすこし薔薇の園 〃 句集『青鳥』(角川学芸出版)より。ある素材をどう描くか、何を切り捨てるかを、若いながらも鶴岡加苗は熟知しているようだ。 この度の句集の受賞者は皆、、いわば「現役」であった。農業や新聞と関わり、教壇に立ち、子を育てる……。もちろんそういった個人的な事情が評価されて受賞につながったわけではないが、著者としてはなぜか嬉しい。それぞれの場を生かした切る人々に出会えたからだろう。
by fragie777
| 2015-02-16 19:03
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||