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10月3日(金)
なにやらノートに何か書き込みながらずんずんと歩いてくる。 いったい何をそんなに…… わかった! 吟行まっただ中の俳人と見た。 肩からバッグをかけ、靴はスニーカー、余計なものはいっさいもたず歩きながらも句をつくることに専心している。 わたしがこうして写真を撮っていることも気づかないまま、わたしの前を顔をあげることもなく颯爽と通り過ぎて行った。 すばらしい集中力である。 わたしがいたずら心をおこして、彼の前にひょいっと足を出したらきっとけつまずいたことであろう。 しかし、彼はけつまずいたとしてもわが身におこったことには蟻に足をかまれたほどには驚かず、すぐに体勢をたて直し、ふたたび何事もなかったかのように歩き出すであろう。 世に俳人と呼ばれる人たちはかくも最強なのである。。 ここのところ根をつめて仕事をしたので、ちょっと血圧があがったような気がして、さきほど病院に行ってきた。 わたしはお医者さんの白衣をみただけで血圧があがっちゃうというとても繊細な心よわい人間なので(笑うな!そうなの!)、いつも血圧計の前でドキドキする。 今日はわたしのお医者さまは花柄の上着を着ていらしたせいか、血圧は高くなく通常だった。 でもね、アッパラパーの能天気のように見えて、実はストレスもあり怒りもあり嘆きもあるのよ、いろいろと仕事でね。 なんだか疲れたな。 今日はもう帰って録画してあるビデオを見よう。 白ワインも冷やしてあるしさ。 そうだ、 先日、ある詩人の方から、 「yamaokaさんは、お酒はあまり召し上がらないんですか?」と聞かれ、「ええ、たしなむほどに」と答えておけばよかったのに、「いいえ、毎日飲みます。白ワインを仕事から帰った後にかならず呑みます。1本1000円もしない安ワインですが。言ってみればキッチンドリンカーかもしれません。仕事のあとに呑む一杯のワインがうまいんですよ」と、とうとうとまくしたて、相手の詩人さんが鼻白んでしまわれたようだった。 バカだよな、わたし。 帰り支度をはじめながら冷蔵庫で冷えている白ワインのことを考えると嬉しくなるって言うのは、これはもうアル中かしら。 でも毎日飲むっていってもワイングラス一杯ほど、二杯のときもそりゃときには。 酒豪の君嶋真理子さん、 どうお考え? ぐずぐずと今日のブログはこれでおしまい。 ちょっと疲れちゃった。 明日は新刊紹介をします。
by fragie777
| 2014-10-03 19:41
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Comments(2)
いや、物つくりの性です・・・と、強引に言い切っちゃおう(笑)
昔「日暮れになると涙が出るのよ・・・」って歌が流行りましたが、 涙が出るよりずうっといいですよね。
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fragie777 at 2014-10-04 19:52
りょうさま。
コメント、ありがとうございます。 そうですね、「涙」はほとんど出ないyamaokaです。 ときには日暮れになって涙を流したいと思うyamaokaですが、涙を流すという指令をわたしの大脳はもはや忘れさったのかもしれません。 そう思うとまたまたワインが飲みたくなってしまうんです。 (yamaoka)
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