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8月31日(日)
さて、 いよいよ8月が終わる。 このブログもはやく書かないと9月になっちまうぞって自分をせきたてて書き始めた。 日曜の夜にこうしてブログを書かなくてはいけないなんてなんと因果なことなんだろう、って気が重いのだけどしようがないわね、自分ではじめたことなんだから。 ともかくも書く。 今日は日曜の夜である。 指の爪も切り、お風呂にも入り髪も洗ってさっぱりし、いまはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴いている。 ちょっといい気持ちだ。 このところヴァイオリン協奏曲の第3番から第5番までをよく聴く。 どうしてその三つかと言うと、CDがその組み合わせになっているからよ。 誰のヴァイオリンで指揮は誰で楽団はどこかっていうのは言わない。 内緒にしておきたい。 思うに、ほとんど聞き流す感じで聴いているのだけど、何度聴いても決まって心臓にぐっとくる旋律があってその箇所が同じで言うなればその旋律に触れたいためにわたしはモーツァルトを聴くようなものである。 そのぐっとくる旋律というのはほんの数分であって、たとえば第3番の第一楽章のある部分、あるいは第5番の第二楽章、第三楽章のある部分(とくにこの第5番の第3楽章は好き)だったりすのだ。 もう何度も聴いているのでほかの部分は少し飽きてきたのだけど、この部分が聴きたくて繰り返し聴いている。そして好きな旋律のところにくるとこうぎゅうっと胸がしめつけられるようになっていいなあって思う。 それだけのこと……。 石坂祐子さんの「ZOO」と題された作品。 見ていると通りかかった人たちがこうしてカメラに撮っていく。 昨日の坪内稔典さんによる「船団ホームページ 今日の一句」は、草間時彦句集『池畔』より。 孫二人それでたくさん鳳仙花 自分で自分を納得させる、それが人の日々だと言ってもよいだろう。今日の句、時彦80代の作。「ぼけかけし夫婦に茄子のこむらさき」も同時期の句。鳳仙花や茄子の色に納得しようとしている。いずれも時彦の俳句選集『池畔』(ふらんす堂)から引いた。 哲学者の木田元さんが亡くなったが、この人の『反哲学入門』(新潮文庫)が好きだった。次はこの本にあるハイデガーの言葉。「破壊とは、伝承のうちで存在者の存在としてわたしたちにおのれを語りかけてくるものへわたしたちの目を開き、それを自由に解き放つことにほかなりません。」 このブログを書いている間もつづいてヴァイオリン協奏曲を聴いていた。 いまはちょうど大好きな第5番の第3楽章がはじまったところ。 さ、はやくごのブログを終わらせて、集中して聴こう。 じゃ、また明日。
by fragie777
| 2014-08-31 23:23
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