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4月20日(日)
太極拳に行く。 ひさしぶりに会ったYさんから、 「深見けん二先生の蛇笏賞、素晴らしいわあ。おめでとうございます」と言われた。 深見けん二氏は、楊名時太極拳の師範であられるので、太極拳の仲間はみんな深見先生のことを存じ上げている。 だからこの度の深見先生のご受賞は、太極拳の仲間たちにもとても嬉しいことなのである。 時として、 「ねえ、yamaokaさん、なんという句でしたっけ、あの深見先生の桜の句……」 とお仲間から聞かれるときがある。そんなときわたしは胸をはってこう答える。 人はみななにかにはげみ初桜 けん二 「ああ、いい句ねえ!!」ってそばにいる人たちは口をそろえる。 この句はわたしも大好きな句である。初桜の季節になると、決まって思い出す一句だ。 「深見先生ってどんなお方なのかしら?」ってお仲間たちはあこがれるように言う。 「どなたもお会いになっていないんですか?」ってわたしが聞くと、 「もちろんよ、お目にかかっていないわよ」って口をそろえる。 「フフフフ……、とても素敵な方ですよ」って、わたしは自慢そうに言うのである。 毎年ここにかならず咲く。 おしゃべりしながら雑木林をあるいて来て、この二輪草のところに来ると誰も口をつぐんでしまう。 風にゆれる二輪草と静けさだけがあたりを支配している。 しかし、くだんの紳士よりご指摘をいただいた。 「蝮草」ではなく「浦島草(うらしまそう)」であるということ。 よく似ているのだが、「釣り糸」のようなものが見えるでしょう。 「釣り糸」があるので「浦島草」ということ、です。 昨日は、「週刊俳句 Haiku Weekly」の七周年(もう7周年なんですね!)の集いが小石川後楽園であって、スタッフのPさんが出席した。 たくさんの方々がお祝いに集まり、とても楽しい会であったということだ。 西原天気さま、上田信治さま、スタッフの皆さま、 七周年とはすばらしいことだと思います。 おめでとうございます。 心よりお祝いを申し上げます。 集われた皆皆さま。 Pさんがお世話になりました。 ありがとうございました。 これからもよろしくお願い申し上げます。
by fragie777
| 2014-04-20 17:23
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Comments(5)
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白崔
at 2014-04-20 19:14
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思いがけず「紳士」などと呼ばれて恥じ入っております。 さて本日の「蝮草」。写真を見ると長いひげ状のつるが花弁から伸びているようですので、これは釣り糸として見立てている「浦島草」です。 外観はよく似ていますが、蝮草にはこのような糸状の蔓はありません。 確かにあの辺りは「マムシ注意」の札が立っているので間違えやすいですが・・・以上、ご紹介まで。
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fragie777 at 2014-04-20 19:31
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Daxiongmao
at 2014-04-20 20:48
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yamaokaさまを通して、深見けん二先生のお人柄に触れ、
同じ太極拳を愛好し、同じ師に教えをいただけていること、 とても誇らしく思っています。 そして、深見先生にずっと応援していただいている yamaokaさまが、うらやましくもありますよ~。 人はみななにかにはげみ初桜 ・・・何だか優しい気持ちになり、視線を上に向けたく なりました。
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at 2014-04-20 20:49
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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fragie777 at 2014-04-20 23:45
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