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4月19日(土)
晩春の一日を国立の城山公園で遊ぶ。 風はすこし冷たかったが日傘がほしいほどの日差しだった。 コートを羽織って家を飛び出したが、やはり首にまくスカーフが欲しいと戻った。 いまごろの季節は、コートやスカーフは必需品かもしれない。 わたしの今日のスカーフはシフォンの華やかなピンク色である。コートはすこしよれよれであるが白。 行く春への思いを色に託してみたのであるが、春の女神はわたしの思いを汲み取ってくれたであろうか…… 春爛漫の彩りにみちた野遊びの一日となった。 今日はたくさんの蜂に出会う。 二人で蜂蜜を採っている。 眺めていたら、「蜂蜜買っててねえ」と叫びながら、蜜のべったりついた蜂の巣をかかげてみせる。 (買うのはいいけどどこにも売っている形跡はない) あたりはたくさんの蜂が飛んでいる。 「こわいねえ」と友人のかりんさんに言ったら、 「わたしたちが悪いことをしなければ、大丈夫」とにっこり。 彼女はわたしよりはるかに若いけれど、落ち着いていてとても物知りである。 桜の季節が過ぎると梨の花が咲く。しかし、あっというまの開花でさっと散ってしまう。 好きな花だ。 こちらも可憐な花だ。 通りかかったらよく知っている紳士が「はい、これあげる」って差し出したのがお茶の花の実。 「これからお茶はとれないよ」って笑いながら言うので、「そんなこと知ってましてよ」と言い返す。 武蔵野の雑木林はいつも変わらずにわたしを迎えいれてくれる。 それがうれしい。
by fragie777
| 2014-04-19 22:27
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