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3月17日(月)
この日たくさんの蜂が飛んでいた。 蜂の眼が可愛いでしょう!! なんだか、一昨日のことなのにすごく遠い日におもえてくる。 今日はいろんなことがありすぎて、わたしはすっかり歳老いてしまったようだ。 昨日の現代俳句協会青年部による勉強会は、テーマ「変態俳句」。 出席したスタッフのPさんに、 「どうだった?」と聞けば、 「面白かったけど、変態性ということにもう少し突っ込んで欲しかった。このテーマをさらに深めていってほしいなあ……」ということである。 どうやら会は三次会まであって白熱した論議がたたかわされたらしい。 いいな…… わたしもちょっと行きたかった。 今日は午後に新宿のプリンスホテルまで出かけた。 地下一階にある喫茶室にて、詩人の勝野郁子さんと待ち合わせをしていたのだ。 あたらしい詩集の原稿をいただくために。 勝野郁子さんは、2004年にふらんす堂より勝野郁子 (著), 安本マルレーヌ (訳)詩集『L`a(そこ)』という日仏対訳の詩集を刊行されている。 「あれから10年経ちましたのよ。思い切ってまとめてみました」と勝野郁子さん。 大島紬に今の季節の梅の柄の羽織をはおられ、すごく素敵なマダムである。 「このプリンスホテルの地下一階のこの喫茶室はね、3.11の地震の日にここに避難しましたのよ。いろいろと親切にしてもらってそれ以来、ここがすっかり気にいってしまって」とおっとりとおっしゃる。 わたしは相変わらずの間抜けぶりで、家に携帯電話をおいてきてしまい、あわてて取りにもどったのはいいが、出かける間際にそれがない。携帯で連絡をとりあいましょうということになっていたので大慌てでさがしても出て来ない、よもやそこにはあるまいと車まで捜しにもどると助手席にあって、ああ、もう約束の時間はおおはばに遅れてしまった。 ということでご指定のプリンスホテルの喫茶室に着いたときには、ハアハアと息せき切ってホントみっともないったらありゃしない。 どうしてわたしはこうなんだろう、 いつもその気はあるのに、約束の時間になかなか行けないのである。 遅刻もふくめて、いろんなことでyamaoka、しっかりせい!と自分で自分に何度カツをいれたことか……。 勝野さんの勝野郁子 (著), 安本マルレーヌ (訳)詩集『L`a(そこ)』は、マルレーヌさんが、パリの書店などに数冊ずつ置いてもらったらしいのだが、全部売れてしまったということである。 「フランス訳の詩に対して日本語を横書きにしないで、縦書きで表記したのが良かったと思うんですね」と勝野さん。 「いまや、縦書き表記をする日本語は世界でもめずらしい言葉として思われているんだと思うのです。そういうことも珍しかったのではないでしょうか」と勝野さん。 言われてみれば、縦書き表記をする言葉というのは、日本語のほかにあるのだろうか。中国語はどうなのだろう。 漢字と平がなを組み合わせて、縦書きに表記していくことば、 あらためて日本語というものに思いをめぐらしてみたのだった。
by fragie777
| 2014-03-17 19:53
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