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9月7日(土)
今の季節を象徴している。 今日は精一杯おめかしをして出かけ、先ほど家にもどったところである。 おめかしの魔法はとけて、シフォンの黒のドレスもパールのネックレスもどこへやら消えてしまい、今のわたしの格好ときたら、オレンジのランニングシャツにでれっとした黒の短パンというスタイルだ。そしてペットボトルの水をかかえてさっきからグビグビと飲んでいる。まっ、言ってみればおっさんよ。 おっさんが過ごすには似合わないほど素敵でしょう。 ここでわたしは日々くつろいでいる訳ね。 んなことある訳ないじない。 嘘に決まってるでしょ。 ここは今日行った青山ダイヤモンドホールの一室。 あんまり居心地がよさそうだったので写真にとってみた。 他意はありません。 なにゆえに青山ダイアモンドホールに行ったかというと、今日はこのホールのエメラルドルームにて、 俳誌「銀化」(中原道夫主宰)の15周年のお祝いの会が開かれたのだった。 「銀化」にご縁の深いお客さまを招いて、会員の皆さまと共にお祝いをしようというもの。 形式ばらないシンプルで闊達ないい会だった。 他の結社に比べて、男性会員が多いのには驚いた。 (女性よりも男性の方が多いのである。これは他の結社ではまずないことである) しかも若い男子も多く、みな一様に伸びやかな表情をしているのがいい。 これからが楽しみな「銀化」である。 (わたしだって若い男子が多い結社は嫌いじゃない。いや、かなり好きだ) 師・能村登四郎や詩人宗左近にふれながら、「銀化」創立のいきさつを楽しそうに磊落に語った中原道夫さん。主宰としてのいろんなご苦労もあったと思うが、ゆったりとしてそういうことをあまり感じさせないのがいい。 (しかし、最近ふらんす堂より刊行した中原道夫著『百句百話』などを読んでいただければ、中原道夫という俳人がやはり凡人ではないということ、いやいや結構ヘンな人であるということが分るはずだ。) 中原道夫さんの今日の後ろ姿。 帯の結び方が面白いので、(着物や帯のチョイスも心憎い)思わず写真にとってしまった。 着物の着こなしひとつとっても、(ムムム、おぬしやるな!)って思わせる中原道夫さんである。 中原道夫主宰、そして「銀化」の皆さま、15周年おめでとうございます。 心よりお祝いをもうしあげます。
by fragie777
| 2013-09-07 22:49
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