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9月4日(水)
この通りには「ゲゲゲの鬼太郎」関係のオブジェがあちらこちらと置かれているらしい。 作者の水木しげるさんは、調布市在住である。 今日は夕方から仕事のために市川市まで行かなくてはならない。 仙川から市川までは電車でおよそ一時間半かかる。 俳誌「沖」主宰の能村研三さんと編集担当の千田敬さんにお目にかかる予定である。 「沖」の45周年の記念事業の一環として「沖歳時記」を刊行される予定であり、それをふらんす堂で刊行させていただくことになった。 実は2000年に『沖歳時記』として一度刊行している。この時は「沖」創刊30周年記念の刊行だった。 15年経ってふたたび新しい『沖歳時記』へ取り組もうというものである。 2015年の刊行を目指すもの。 多彩な作家を輩出した「沖」である。充実した『新沖歳時記』の刊行となると思う。 出かける間際までいま進行中の日原傳さん執筆による「素十の一句」のゲラに目を通す。 筆者の日原さんがお忙しかったため刊行が大分遅れてしまったが、こうしてゲラを読み始めてみるとやはり素十の俳句の面白さは歴然だ。また日原傳さんの解説がいい。素十によってきわめてさりげなく詠まれているように思える作品のその修辞のありようや一語の意味性が素十俳句の特質をいかにつくりあげているか、よく見えてくるのだ。 わたしたちがよく知っている作品も多いのだが、解説をとおしてふたたびその句を読み返すとそれがさらに新しい意匠をまとって立ち上がってくる。 それがこの『素十の一句』の魅力となっているのではないか。 個人的には高野素十は好きな俳人なので、ゲラを読むのが楽しい。 (しかし、仕事に追われなかなかゆっくりした時間がとれないのがいまの嘆きである) あと、30分で出かけなくてはならない。 ゲラを少しでも読み進もう。 この『素十の一句』は、10月には刊行したい。
by fragie777
| 2013-09-04 16:07
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